チアノーゼ
チアノーゼはどんな病気?
チアノーゼは、動脈血中の酸素飽和度が低下することによって皮膚や粘膜が暗紫青色になる状態です。酸素を運搬するはたらきをもつヘモグロビンのうち、酸素と結合していない還元ヘモグロビンが5g/dl以上になったときに発現すると言われています。
原因としては呼吸器、循環器系の疾患、静脈血の動脈血の流入、異常なヘモグロビンの存在などが挙げられます。
主な症状
チアノーゼの症状としては顔色や身体全体の色が悪くなり、特に唇・指先といった部分が紫色になる状態の事です。誰でも冷たい水に浸っていれば唇や指先が紫色に変色していきます。これも同等のものですが患者は1日24時間この状態なのです。それに身体全体が酸素不足に陥っていますので呼吸が妨げられると更に酸素不足になり、長い時間泣くと顔色は普段よりも悪くなってしまいます。
主な原因
チアノーゼは、顔面蒼白になり、唇が紫になることをいいます。急な発熱による寒気による場合や、極度の酸欠状態に陥ってしまったことが原因で、発症します。痙攣によって呼吸困難に陥ってしまった際の酸欠状態でもこのようになります。痙攣の際の酸欠状態は、脳に多大なダメージを及ぼす場合がありますので、早急に医療機関への受診をオススメします。
主な検査と診断
チアノーゼとは皮膚の粘膜が変色して紫色や暗青色になってしまう症状のことをいいます。この症状の検査方法としては、胸部X検査、心エコー検査、心臓カテーテル検査、肺機能検査を取り入れて行なう必要があるのでかなり複雑な診断となるはずです。そのため子供などがなった場合は、生死を争うような状況にまでなることがあるので注意が必要です。
主な治療方法
チアノーゼの治療法は、患部の温めるというのが一般的です。だれでも可能な治療の方法であり、一番対応がしやすいです。他には心臓マッサージ、人工呼吸などがあります。状況に応じた治療方法が良く、臨機応変な対応力が求められます。
患部が把握できる場合は、その部分のみをマッサージするだけでも効果が高い場合はあります。早めに治療した方が対処としては適切となりやすいです。