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腎実質性高血圧はどんな病気?
腎実質性高血圧とは、高齢者にみられる生活習慣病の一つで、腎臓の病気が原因で起こる高血圧です。慢性糸球体腎炎、慢性腎盂腎炎、多発性膿胞腎炎によって引き起こされます。体内のナトリウムが排泄できなくなることで、血圧が上がります。原因となっている腎臓の病気を治療することで、症状は改善されますが、降圧薬の調整と、食事など生活習慣の改善も合わせて行なう必要があります。


腎実質性高血圧の症状
腎実質性高血圧の症状は腎臓の病気が要因となって、高血圧症になります。そのまま放置しておくと、脳卒中や心臓病を発症する場合があります。現在では高血圧治療が進歩してきたため、死亡率は減ってきていますが、末期腎不全の発症は増加傾向にあります。この疾患は、高血圧特有の動悸、息切れ、めまい、頭痛、耳鳴りなどが現れます。これらの不快な状態が続くようなら受診します。

腎実質性高血圧の原因
腎実質性高血圧は二次性高血圧の1つで、腎実質の病変により糸球体濾過量が減少することで、血液量、体液量が増加するために高血圧となります。また、血液中の成分が血管の内壁に付着しておこる粥状硬化により、腎動脈が狭窄し、腎性高血圧の原因となります。他に腎周囲炎、腎周囲の血腫などが腎実質や動脈を圧迫することで高血圧を引き起こします。

腎実質性高血圧の検査と診断
腎実質性高血圧の検査方法は、まずは病気を疑うものとしまして、家族に高血圧の人がいない、25歳以下又は45歳以上で高血圧になった、突然、高血圧に発病した、腎臓関係の病気をしたことがある、腎臓の手術を受けた後に高血圧になった、腹部や側腹部に血管音が聞こえる、降圧・利尿薬や交感神経遮断薬の効果があまり実感出来ないがアンギオテンシン変換酵素阻害薬が効果的などが挙げられます。

腎実質性高血圧の治療方法
腎実質性高血圧の治療法としましては、一般的な治療として、皮膚から血管に管を入れ、狭くなっている血管を、管の先端に付いた風船を膨らませる経皮的血管形成術を行います。しかし経皮的血管形成術では治療が難しい又は何度も再発するようなら、開腹して血行を確保する手術が必要となります。他には、機能を失った腎臓を摘出することで、レニンの分泌を抑え、血圧を正常に保つ方法もあります。

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