高脂血症⇒脂質異常症 コウシケッショウシシツイジョウショウ

初診に適した診療科目

高脂血症⇒脂質異常症はどんな病気?

高脂血症⇒脂質異常症は、血液中の悪玉コレステロールや中性脂肪が多すぎる病気のことをいいます。
以前は高脂血症と呼ばれていましたが、現在は脂質異常症と呼ばれています。

血中にこのような成分が多くても、痛みも具合も悪くなりませんが、血中の悪玉コレステロールや中性脂肪が多いと、血管内に脂質がどんどん溜まってしまい、動脈硬化を引き起こしてしまい、最終的には心筋梗塞や脳梗塞という恐ろしい病気に進展してしまう可能性があります。

主な症状

高脂血症⇒脂質異常症については、ほとんどの場合には症状などがでることがないものになっていきます。
ですが、アキレス腱の肥厚や腱黄色腫とよばれるものや眼瞼黄色腫や角膜輪とよばれるものがみられることがあります。

主な原因

高脂血症⇒脂質異常症の原因について、一般的には、高カロリーや高脂肪の食事などが大きな要因になっていきます。

また運動不足などの生活習慣がかかわってきています。その他の、要因としてあげることができることが遺伝です。
家族性高コレステロール血症は、日本人の500人に1人の高い割合でみられる遺伝性の疾患となっています。

主な検査と診断

高脂血症⇒脂質異常症の検査方法は、血液検査になります。
血液検査をおこなっていき血中にあるコレステロールであったり、トリグリセリドやHDLコレステロールの値を測定していくことを行っていきます。

この検査は朝食前の空腹時に採血をおこなっていくことになっていきます。また食事をして直ぐに採血をすると、LDLコレステロールや中性脂肪が高い値が出てしまい、正確な値が出ません。

主な治療方法

高脂血症⇒脂質異常症の治療法については、まず生活習慣をただしていくということが大切になってきます。

その具体的なものとしては、禁煙であったり食事を改善していくというものになっていきます。
肥満の改善をおこなっていくために運動なども大切になっていきます。

この成果がでない場合には、薬物療法をおこなっていくことになっていきます。