鼻口蓋管嚢胞ビコウガイカンノウホウ

鼻口蓋管嚢胞はどんな病気?
鼻口蓋管嚢胞とは、切歯管嚢胞とも呼ばれ、鼻口蓋管に発生する嚢胞のことになります。小さいものでは無症状ですが、大きくなると、腫脹や疼痛を生じるようになります。検査方法としては、自覚症状が出てから初めて気づく場合と、X線撮影で偶然発見される場合とがあります。治療には、通常は手術での全摘出手術が必要で、全摘出できれば、予後は良好で再発の心配もありません。


鼻口蓋管嚢胞の症状
≪鼻口蓋管嚢胞≫の症状は、嚢胞の発生部位によって異なります。前歯部の歯肉唇移行部に腫脹をきたすものと、口蓋に腫脹をきたすものとがあります。腫脹は腫脹でも小さいものは無痛ですが、大きいものは舌で触るとぷくっと膨らんでおり、痛みを感じるものもあります。また、膨らんだ部分が破けて膿が出てくることもあります。食事ものどを通らない、また、仕事にも手がつかないくらいの激痛を感じます。

鼻口蓋管嚢胞の原因
そもそも人間は胎児の時に鼻と口が繋がっています。しかし成長するにつれ頭蓋骨が固まり、隙間が埋まっていく過程でこの管も塞がっていくのが正常ですが、稀にふさがらず管がが残ったままになることがあります。口腔内上顎前歯の裏側付近に出来た鼻口蓋管の残存上皮が嚢胞化し、更にこの嚢胞に細菌が入り化膿してしまうのが鼻口蓋管嚢胞の原因です。

鼻口蓋管嚢胞の検査と診断
鼻口蓋管嚢胞で検査方法はとても大事となります。また、鼻口蓋管の残存する上皮が嚢胞化したものだといわれておりますが、この特徴は、レントゲン撮影を行うとハート型に見えるのですが、実際の嚢胞は円形となっていて、前鼻棘が重なることでハート型に見えることがあります。また鼻口蓋管の残存する上皮に由来する嚢胞であり、上顎中切歯後方の口蓋部骨内にできます。

鼻口蓋管嚢胞の治療方法
嚢胞を摘出する治療法で、鼻口蓋管嚢胞を完治させる事が出来ます。嚢胞を全摘出することで痛みを消す事が出来ます。症状が悪化している時や嚢胞が肥大している時でも、嚢胞を摘出することで治療することが可能です。嚢胞の摘出手術と抗生物質の投与を併せて行なうと、炎症の悪化と再発を完全に予防する事が出来ます。症状が軽い時は、抗生物質のみで治すことが可能です。

鼻口蓋管嚢胞の初診に適した診療科目

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