結膜嚢 ケツマクノウ

初診に適した診療科目

結膜嚢はどんな病気?

結膜嚢(けつまくのう)という病気についてです。結膜の下に小さいですが袋ができ、その中に液が貯まり膨らんだ状態のことをいい部分的にですが腫れます。軽く切開して中に溜まった液を排出すればわからなくなります。良性で特に治療の必要はありません。しかし、異物感が強い場合、見た目が気になるほど大きくなってしまった場合などには、手術して袋を摘出することもあります。

主な症状

様々な原因が考えられる結膜?の病気についてです。まぶたの裏から眼球にかけての部位が病気になると以下のような症状が発生します。白目の表面の結膜が下まぶたからはみ出た状況になっている時があります。その場合には不快感を伴う現象がおきます。また異物が結膜嚢に入ってくることで白目が赤くなるという反応も見られる場合がしばしばあります。

主な原因

目を閉じた状態においては、結膜と角膜で囲まれた袋状のスペースが生じますが、このスペースを結膜嚢と呼びます。こうした部位で引き起こされるのが結膜炎といった結膜の炎症であり、こうした病気の原因としてあるのが細菌・ウイルスといった病原菌が結膜に侵入して感染するもの・アレルギーによるもの・外傷によるものです。なお、上述した結膜炎の種類は多様であり、引き起こされるものもそれぞれで異なります。

主な検査と診断

結膜嚢に対する検査方法は、高い割合で結膜の細菌感染の有無を調べる検査の手法が取り入れられています。眼球の結膜に細菌感染の兆候がみられる場合には、この病気が発症すしていると判断することができる可能性が高くなります。また、眼球につながる血管の状態を詳細に検査する方法も存在しており、症状が重篤な傾向がある場合はこの検査の方法をとります。

主な治療方法

清潔な針で嚢胞を刺して嚢胞を潰す治療法で、結膜嚢を治療することが出来ます。結膜に出来た嚢胞を除去することで、水疱の再発と視力低下を予防することが出来ます。症状が進行している場合でも、結膜の嚢胞を除去すれば炎症を治すことが可能です。ステロイドという抗生物質が含まれている目薬を、嚢胞を潰した後の眼に点眼することで細菌感染を予防することが出来ます。