乳房外パジェット病ニュウボウガイパジェットビョウ

乳房外パジェット病はどんな病気?
乳房外パジェット病は皮膚がんの一種です。このがんは皮膚に分布する汗腺のアポクリン腺から由来しています。アポクリン腺は乳頭付近に多く点在するため、乳房パジェット病というがんがありますが、乳房以外に主に外陰部や肛門周辺、臍などにアポクリン腺が点在し、発症するのがこの病気です。またこのがんは男性の高齢者に多いといわれています。

乳房外パジェット病の症状
外陰部やわきの下に出来るものを乳房外パジェット病と言います。この病気の症状として、高齢者に出来ることがほとんどであり、痛くもかゆくもない紅斑で始まるのが特徴です。何年もかけて少しずつ広がっていきます。湿疹やカンジダ症と間違えて放置してしまうこともあります。湿疹やカンジダの薬が効かないことも一つの目安ともなります。怪しげな皮疹が現れるのも特徴的であります。

乳房外パジェット病の原因
残念ながら現段階では、乳房外パジェット病は、根本的な原因は不明とされています。しかし、皮膚表面の細胞が悪性化し、特にアポクリン腺などの汗を生産する器官や性器(主に外陰)、腸、尿路などの付近に発生する癌などが要因となり発症するともいわれています。多くは表皮原発から表皮内でパジェット細胞が増えていくことでパジェット病となります。

乳房外パジェット病の検査と診断
乳房外パジェット病の検査方法には、皮膚生検があります。この疾患と別の症状が似ている疾患を区別することが目的です。その付近の内臓の疾患がこの病変となって皮膚に現れる場合もあるので、病変の発生した部位によって、その周辺臓器の検査も行います。この疾患と診断された場合は、CT撮影などによる画像診断を行い、病気の広がっている範囲の特定を行います。

乳房外パジェット病の治療方法
乳房外パジェット病は乳房の皮膚にできるがんの一種であり、その治療法は進行ステージごとに変わってきます。基本的には外科手術にてがん化した病変部位の切除を行います。がん化した組織の外側の正常な部位に至るまで切除し、その後切除部位の再建を行います。がんが皮膚下のリンパ節まで浸潤している場合はリンパ節郭清を行い完全に除去します。その他にも進行ステージに応じて放射線治療や抗がん剤治療を組み合わせます。

乳房外パジェット病の初診に適した診療科目

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