胃maltリンパ腫イマルトリンパシュ

胃maltリンパ腫はどんな病気?
maltリンパ腫とは、胚中心を経由した濾胞辺縁帯B細胞由来の節外性B細胞性リンパ腫のことで、悪性リンパ腫全体の約8%を占めます。maltリンパ腫の多くは、自己免疫疾患や何らかの慢性感染症と関連しているとされていますが、このうち、胃maltリンパ腫は、患者さんの約90%がピロリ菌に起因して発症するケースです。また、この場合ではピロリ菌感染の有無によって、治療戦略が大きく異なってくる特徴もあります。


胃maltリンパ腫の症状
多くの人は症状がないため、健診によって多く発見されます。しかし、胃粘膜病変による潰瘍やびらんができると、胃痛、胃もたれ、食欲不振、上腹部の不快感、時に吐血などを生じる場合もあります。ですが比較的軽いものが多いのが特徴です。なお、T細胞性リンパ腫では皮膚病変を発症することがありますが、胃maltリンパ腫はB細胞性なので皮膚病変は生じません。

胃maltリンパ腫の原因
胃maltリンパ腫の原因については、主としてピロリ菌の一種とされるヘリコバクターと呼ばれる種類の悪性の細菌により、細胞が傷つき、遺伝子異常を起こすことによって生じます。また先天的な遺伝子異常により、白血球やリンパ球という本来胃の粘膜を守る働きをするものが破壊され、胃の粘膜を傷つけてしまうことにより細胞が傷つき、発生する場合もあります。

胃maltリンパ腫の検査と診断
胃maltリンパ腫の検査方法は、内視鏡を使って胃の組織を採取して生検を行い、病理組織学的検査をすることによって、診断を決定します。これと同時に血液検査も行い、様々なリンパ球の特殊染色検査や、遺伝子についての検査を行います。また、この病気の発症の原因を調べるために、尿素呼気試験や抗体検査によって、ヘリコバクターピロリに関する検査も行います。

胃maltリンパ腫の治療方法
除菌療法を受ける事で、胃maltリンパ腫を治すことが出来ます。症状が進行している時は、除菌療法と放射線療法を併せて行なうことで治療を行なう事が出来ます。吐血や胸痛の症状がある場合は、抗生物質を服用すると吐血をしなくなります。腫瘍が大きい場合は、腫瘍を切除して抗生物質を投与する治療法でリンパ腫を完全に治すことが出来ます。

胃maltリンパ腫の初診に適した診療科目

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