みずむし ミズムシ

初診に適した診療科目

みずむしはどんな病気?

みずむしは原因となる菌(白癬菌)が足や手の皮膚の角質層に感染することで 起きる感染症です。水虫の原因菌はかびの一種である白癬菌で、これが爪に感 染すると爪白癬(爪の水虫)となります。男性に多いイメージがありますが性別は 関係がなく、女性の患者も多くいます。

主な症状

みずむしの症状は、発症する部位によって異なります。足の指の間に発症した 場合は、この場所が白くふやけたり皮がめくれたりします。土踏まずや足の側 面に水ぶくれが見られ、かゆみがあることもあります。足のかかとを中心に足 の裏全体の角質が分厚くなり、ひび割れを起こすこともあります。爪に菌が侵 入した場合は、爪の色が白黄色に変色してきます。

主な原因

みずむしの原因となるカビが皮膚に付着し、繁殖することでなります。白癬菌 が皮膚に付着したらかなず水虫になるわけではなく、皮膚に24時間以上付着 している状態が続くと感染のリスクが高まります。公衆浴場、スポーツジムなど不特定多数の人が裸足で歩く環境にいた場合は帰宅後必ず足を洗うようにし ましょう。

主な検査と診断

まず感染したか正しく見極めるには医者の診断が必要です。一般的には皮膚科 を受診します。検査方法は、最初に今までの症状の問診を受け、目視で症状が 出ている体の部位を検査します。足の裏だけではなく、体の他の場所も確認す る場合があります。その後、問題の部位の角質の一部を採取し、顕微鏡で白癬 菌があるかどうか確認します。もし菌がみつかればみずむしだと診断されます。一見みずむしに見えていも全くべつの皮膚病の可能性もあります。かぶれを起こす可能性もありますので自身で判断し外用することはぜず皮膚科を受診 しましょう。

主な治療方法

みずむしの治療法は、患部に付着している白癬菌を除去して原因を取り除く方法が一般的であり、処方される薬は抗菌剤入りのクリーム・軟膏・スプレー・飲み薬などがあります。