頭重はどんな病気?
頭重とは、ずじゅうと言い、その名前の通り頭が重いと感じる症状を示します。症状としては、突然頭が重く感じて立っていられないと感じる、普通とは違う頭の痛さを感じる、頭の締め付けなどが症状として現れます。ふらつきの状態となる場合もあり、大変危険です。ふわりふわりと言ったような不思議な感覚や車酔いと同じような症状が現れたら一度見てもらうといいでしょう。
頭重の主な症状は?
頭重の症状としては、まず自分自身がぐるぐる回っている感じがするようになる、周囲がぐるぐる回っているように見える、からだがふわふわする、まっすぐ歩けないといったものが一般的です。また、音が聞こえづらくなる、耳がつまったような感じがする、耳鳴りがする、頭痛、顔面や手足のしびれ、運動まひを引き起こすなどといったものもあります。
頭重の主な原因は?
頭重になってしまうと、頭痛のような感覚が長い間続いてしまいますが、元々の根本的な原因としては、ストレスが主に考えられます。これは、精神的苦痛から頭痛に苛まれることと同じです。また、精神的な理由の他には、身体的な理由もあります。これには、長い間適切な処置が施されてこなかった肩凝りがあります。肩凝りによる体内の緊張が、この症状につながるわけです。
頭重の主な検査と診断方法は?
一時的なものであればしばらく安静にして快方に向かう頭重感ですが、これが慢性的に続く場合、専門医による診察を必要とするケースも出てきます。検査方法としては耳鼻咽頭科にて鼻腔や耳管のチェックを行い、副鼻腔炎などの炎症由来ではないかどうか等を確かめます。同時に頭部のレントゲンやCTを撮り、脳及び脳神経系に異常が無いかを確認します。また肩や首筋の血行障害や凝りに由来するケースもあり注意が必要です。
頭重の主な治療方法は?
頭重の治療法は、頚椎調整や腰や背筋を治療することで対応できる場合が多いです。重度によって、対処方法は変えた方が良い場合もあり、自然と回復していくケースも多くあります。またツボ治療でも改善効果が見込める場合があり、個人的に可能なツボ治療もあります。まずは様子を見て、長く悩まされるようであれば、医師に診てもらうと良いです。
頭重の初診に適した診療科目