声帯炎

声帯炎はどんな病気?

声帯炎とは、声帯に炎症が生じることで、のどが痛くなったり、声がでにくくなったり、またひどい場合には完全に声が出なくなるといった症状が出現する病気です。かぜ、声の出しすぎ、などが原因になります。治療として、のどを休ませたり、抗炎症剤の内服などを行います。

主な症状

声帯炎では、声帯粘膜の発赤や腫脹が見られます。声帯粘膜下に内出血を起こす場合もあります。声がかすれたり、ガラガラにかれたり、ひどい場合には出なくなります。のどの違和感や痛みが出ることもあります。

主な原因

声帯炎が起こる主な原因は、かぜに伴う炎症や大声を出したり歌いすぎたりすることによるのどの酷使です。適切な声の休養や薬の治療を行えばほぼ一週間以内に治ります。咳が強い場合は咳による声帯のダメージを軽減させるために、咳止めの薬も使います。

主な検査と診断

喉頭ファイバースコープで声帯の発赤・腫脹が確認できれば、比較的容易に診断できます。

主な治療方法

声帯炎の治療は、まずは声帯に負担をかけないように、発声を制限することです。無理をしなければ、ほぼ一週間以内に治癒します。炎症がひどい場合や早くなおしたい場合には炎症を抑える薬を使います。

声帯炎の初診に適した診療科目

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