平滑筋肉腫ヘイカツキンニクシュ

平滑筋肉腫はどんな病気?
平滑筋肉腫とは、腫瘍細胞にあるタンパク質が、平滑筋と共通した性質を持つ肉腫で、若者や子供にも発症することがありますが、基本的には主に中高年に多い病気です。原因は遺伝の異常が考えられますが、詳しいことは不明です。症状としては、この病気は初期の症状がほとんどないことにより、腫瘍がある程度の大きさになってからでないと気づかれないことが多いです。


平滑筋肉腫の症状
平滑筋肉腫は後腹膜腔に出る場合では、自覚症状がほとんどなく肉腫が大きくなってから発見されます。血管が閉塞した場合は、閉塞した部位により、肝臓の腫れ、黄疸、腹水、腎不全や下肢の浮腫み等のさまざまな症例が出ます。手足にできる場合は急激に大きくなるコブとして自覚されます。 悪性の細胞が血液やリンパ液の流れにのってほかの臓器に移ることもあります。

平滑筋肉腫の原因
平滑筋肉腫は、横紋筋肉腫と同様、複雑な遺伝子異常が発生原因として考えられていますが、現在も研究途上のため、未知の部分が多いです。主に、後腹膜や腸間膜などに発症し、幼時から成人まで、幅広い年齢層に発症します。とりわけ、50代以降の発症率が増加傾向を示していますが、日本全体でみると、罹患者数事態は、非常に少ないです。なお、稀に遠隔転移を起こす場合があります。

平滑筋肉腫の検査と診断
平滑筋肉腫の検査方法としては、主に次のようなものが挙げられます。発生した詳細な場所を明らかにするためには、MRIなどによる詳しい画像検査を行うことになります。また、血管に発生している場合には、血管内に造影剤を注入したうえで、腫瘍の状態を確認します。更に確定診断につなげる手段として、顕微鏡を用いて実際に腫瘍組織を観察します。

平滑筋肉腫の治療方法
平滑筋肉腫の治療法は、基本的には手術になり、周りの正常な組織も含めて腫瘍の切除を行います。放射能治療のみでは効果は認められていませんが、腫瘍が重要な器官の周辺に発生した時などは、手術をするの代わりに行うこともあります。抗がん剤治療の効果は不明ですが、細胞分裂像が著しい場合や、肺に転移している場合には使用されることがあります。

平滑筋肉腫の初診に適した診療科目

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