伝染病

初診に適した診療科目

伝染病はどんな病気?

伝染病とは、病気を発症した人や動物からその原因である細菌やウイルスが他の人や動物に感染していく感染症の総称です。連鎖反応的に感染が広がる場合があり、特に現代では人や物の移動が全世界的になったため、多国間に感染が拡大する場合があり、その状態をパンデミックと呼びます。代表的なものに天然痘やコレラがあり、インフルエンザのように現代でも猛威を振るうものもあります。

主な症状

伝染病の症状とは、伝染性のある病気になった場合にあらわれます。その病気にもよりますが、一般的には風邪の伝染は誰にでも起こります。喉の痛みや、倦怠感、咳、発熱等です。その他にも伝染性のある病気も沢山存在しますが、皮膚に発疹や水疱が現れる場合もあります。健康な体に何らかのウィルスや細菌が入りますと、体は何らかの反応を起こします。

主な原因

これまで様々な伝染病が発見されてきました。大きく分けるとその原因はウイルスや菌を持っている人や物に触れことによる接触感染、糞によって汚染された水の経口摂取などのよる糞口感染、咳やくしゃみなどによってウイルスが誇りなどに付着しそれが他人の粘膜に付着することでおこる飛沫感染、空気中にウイルスがありそれを吸うことで起こる空気感染、ウイルスを持った動物や虫に接触することによる感染などが挙げられます。

主な検査と診断

伝染病の検査方法は、ほとんどが問診を含めた医師の診察で診断がつくものがほとんどですが、中には、高熱と湿疹の症状のみで、周囲に似たような症状の人がいない場合などは診断が難しく、複数の伝染性疾患が考えられる場合があるので、その場合は、血液検査によって確定診断を行います。しかし、検査結果に時間がかかることが多く、結果が出たころには症状が治癒していることが多いです。

主な治療方法

皮膚の伝染病の治療法として、症状によってさまざまな薬を使っています。伝染性軟属種、通称水いぼには塗り薬とのみ薬を処方したうえで、できている水いぼをピンセットでつまみ取る治療も行われますが、この治療には痛みを伴いますので、麻酔テープなどを使っています。今まで治らないといわれていたカビによる水虫には、近年効果の強い塗り薬が使われ、飲み薬も同時に服用することで短期間で治療できるようになっています。