アンドロゲン不応症アンドロゲンフオウショウ

アンドロゲン不応症はどんな病気?
性分化疾患の原因となる疾患の1つであるアンドロゲン不応症は、アンドロゲン(男性ホルモン)を分泌出来るものの、アンドロゲン受容体の受け皿が働いていない為、アンドロゲンの全部又は一部を感知出来ずに、男性への性分化に障害が生じます。別名精巣性女性化症候群とも呼ばれます。症状は思春期になっても第二次性徴が起きても初潮が来ない等女性としての機能が働かないとされます。

アンドロゲン不応症の症状
アンドロゲン不応症の症状がどのようなものになってくるのかというと、まず、女性の場合になるのですが、思春期になっても生理がやってこないなどの状態がみてとれます。通常、女の子は思春期になると高レベルのテストステロン生成をはじめるのですが、それがおきないために、細胞が反応しないのです。さらに、体毛があまり成長してこないなどもあります。

アンドロゲン不応症の原因
アンドロゲン不応症は、男性仮性半陰陽に分類されます。多くはXY染色体を持っていることが多く、まれにXX染色体であることもあります。アンドロゲン受容体が働いていないために、アンドロゲンの一部あるいは全てを男性への性分化において障害が生じることが原因で発症します。性腺は精巣を持っているものの、体内に留まっています。完全型と部分型の二種類に分類されます。

アンドロゲン不応症の検査と診断
アンドロゲン不応症の検査方法は、様々な検査の方法があります。まずは、超音波検査を行うことによって、調べることが出来ます。染色体の分析検査や、性ホルモンを測定することが大切になっていますので、これらの測定を行う必要があります。その他にも、CTスキャンを行って検査することも出来ますし、MRIを行うことによって検査することも出来ます。

アンドロゲン不応症の治療方法
アンドロゲン不応症では、精神的なケアが重要な対応の一つとなります。これは、女性でありながら男性でみられる染色体の型(46,XY)であったことや妊娠や出産が不可能であることなど、多感な思春期の女性には精神的ダメージが非常に大きくなる可能性があるためです。また、停留精巣がある場合の治療法として、摘出手術を早期に行うことが挙げられますが、ホルモン分泌が盛んな第二次性徴期に行うことは避けられています。

アンドロゲン不応症の初診に適した診療科目

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