内分泌疾患はどんな病気?

内分泌疾患とは、簡単に言えばホルモンの病気です。種類は大きく三つに分けられます。ホルモンが過剰である場合、ホルモンが不足している場合、ホルモンは正常だが内分泌系に腫瘍がある場合です。有名な病気として、バセドウ病や橋本病があります。バセドウ病は20、30代の女性を中心に多くの人がかかっています。汗をかきやすかったり、落ち着かないとうい症状がでます。

内分泌疾患の主な症状は?

内分泌疾患と一口に言っても様々な種類があります。まず、内分泌機能が亢進しているか低下しているかで大別され、それぞれのホルモン産生部位から分泌されるホルモンの作用に準じて様々な症状がみられます。たとえば代表的なもののひとつとして甲状腺機能亢進症であるバセドウ病を例にとると、甲状腺ホルモンの増加によって動悸、息切れ、倦怠感、食欲亢進、体重減少、発汗、易疲労感などがみられます。

内分泌疾患の主な原因は?

内分泌疾患の原因は、いろいろなものがあるのですいが、なかでも腎不全などの内臓系の異常によって起こるのがメインであるとされています。血液中のカルシウムの濃度がさがり、それから濃度を維持しようとして内蔵が過剰に働き、結果としてホルモンバランスが崩れることによって、そのホルモンが元となってこれらの病気が発生するとされています。

内分泌疾患の主な検査と診断方法は?

内分泌疾患の検査方法は、臨床的な検査をしなくてはいけません。血液を検査してみてホルモンに異常がでていないかを診てみるのですが、これにはすぐに異常がでてくるわけではないという欠点がありますから、そのせいでどうしても長い検査期間が必要となります。場合によっては数ヶ月、あるいは数年といったレベルでの検査の確定の遅れが出てしまうほどなのです。

内分泌疾患の主な治療方法は?

内分泌疾患の治療法は、甲状腺ホルモンが産生されるのを抑える薬を使用します。薬が多すぎると副作用が発生してしまうので注意しながら少しずつ減量して甲状腺の機能を改善していきます。副作用のために内服薬を使用できない場合は手術を行い、甲状腺の大部分を切除して一部分を残します。術後はすぐに機能が改善されますが稀に再発してしまうこともあります。

内分泌疾患の初診に適した診療科目