CO2 ナルコーシスシーオーツーナルコーシス

CO2 ナルコーシスはどんな病気?
CO2 ナルコーシスとは、急激な高炭酸ガス血症(二酸化炭素排出が不十分となり、動脈血中の二酸化炭素濃度が著しく増加した状態のこと)によって、中枢神経や呼吸中枢が抑制されて、中枢神経障害や意識障害を生じる病気です。
症状として、発汗や頭痛などが生じます。この病気になる原因として、気管支喘息や、結核の術後といった肺疾患による酸素不足によって引き起こされます。


CO2 ナルコーシスの症状
CO2 ナルコーシスの症状としては、高炭酸ガス血症によって中枢神経の抑圧やCO2の血管拡張作用による、頭痛や意識障害などが見られます。
また、基礎疾患としては肺気腫、慢性気管支炎、気管支喘息など呼吸器系の異常が出ることがあります。
高炭酸血症では頭痛、振戦、痙攣、傾眠などの疾患がおこり、特に発汗は顕著で体温に関係なく見られます。

CO2 ナルコーシスの原因
CO2 ナルコーシスは、慢性閉塞性肺疾患(肺気腫・慢性気管支炎など)や、気管支喘息・結核術後のような肺疾患で酸素不足になり、体の中にCO2(二酸化炭素)が溜まってしまう事が原因です。
本来、呼吸をしてCO2を排出するように呼吸を促す中枢が働きますが、呼吸をする力が弱まったり、CO2が大量に溜まってくると、呼吸中枢や神経中枢を抑制してしまい、呼吸をしなくなってしまいます。

CO2 ナルコーシスの検査と診断
CO2 ナルコーシスの検査方法は、まずできる限りの問診をします。
これによって、自覚症状の性状と呼吸不全が急性、亜急性、慢性なのかを判断します。呼吸器や心疾患の有無を聞いて、意識状態のレベルや呼吸パターン・脈拍の状態を見ます。胸部レントゲンと血液検査によって、動脈血内のCO2の濃度やphの測定をします。
その他、代謝性疾患や脳疾患がないのかの鑑別も必要となります。

CO2 ナルコーシスの治療方法
CO2 ナルコーシスの治療法は以下の2つにわけられます。
まず第1は低濃度・低流量酸素投与です。鼻力ニューラ―で酸素を0.5~1.0リットル分吸入します。またはベンチュリーマスクにて24~28パーセントの酸素を吸入し、意識状態を保たせるようにします。
第2は人工呼吸管理です。顔マスクまたは鼻マスクを装着し人工呼吸を行います。
また意識障害や呼吸停止が見られる場合は直ちに気管挿管を行い人工呼吸を行います。

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