バレット食道バレットショクドウ

バレット食道はどんな病気?
通常、人間の食道は体表面の皮膚と同じようなもの、扁平上皮で覆われています。逆流性食道炎などが続くことが原因となり、この扁平上皮が胃の粘膜に類似した円柱上皮になってしまう症状をバレット食道と呼びます。胸やけなどの逆流性食道炎に関する診察、検査の途中でみつかることの多い症状で、それ単体での自覚症状はあまりなく、無症状のまま病状が進行する例も多い病気です。


バレット食道の症状
バレット食道のもっとも一般的な症状として、暴飲暴食をしていないのに、突然胸焼けがして痛みで目を覚ますようになることが挙げられます。さらに、吐き気を催し、嘔吐をする、嚥下が困難になる、血便が出るようになるといったものが挙げられます。各個人がまったく異なる現象を発生することもあり、この疾患を持つ一部の人は何の異常も見られない場合もあります。

バレット食道の原因
以下を原因として、バレット食道に疾患することがあります。逆流性食道炎が長期的に続くことが挙げられます。また、ヘリコバクター・ピロリと呼ばれる菌に感染することも理由の一つとして挙げられています。それ以外には、人種の違いによることがあるのではないかと考えられています。例えば、日本人と欧米人の間では、その攻撃因子が異なることが報告されています。

バレット食道の検査と診断
バレット食道の検査方法としては、内視鏡検査が有効とされており、さらに経口内視鏡検査と経鼻内視鏡検査に分けられます。経口のメリットは、管が経鼻のそれよりも太いため内部が明るく見えてよく観察できることです。デメリットは、嘔吐反射がおきやすいことです。一方経鼻のメリットは嘔吐反射が起きないことで、デメリットは鼻血がでる恐れがあることです。

バレット食道の治療方法
バレット食道の治療法は、じつは何もしないという方法があります。弱いタイプの病気であれば、自然的に治癒してしまうのがこの病気なのです。一方で、治療方法がないわけではなく、酸分泌抑制薬の内服がよく利用されているものとなっています。ほかにも発がんの可能性があるということで、それを防ぐためにも内視鏡的焼灼術を使っている病院があったりもします。

バレット食道の初診に適した診療科目

関連部位から他の病名を探す

バレット食道に関する書籍はこちら


この病気についてのコメントなどございましたら、よろしくお願いします

このページの先頭へ