アダムスストークス症候群はどんな病気?

不整脈により心拍出量の急激な低下をきたし,それにともなう脳血流減少によりめまい,意識消失(失神),痙攣などの一過性の脳虚血症状を引きおこす病気です。

アダムスストークス症候群の主な症状は?

失神や意識障害を起こし、全身性のけいれんを伴います。症状が現れると脳への血流が極端に減ってしまい、倒れた時に頭部への外傷を受ける場合もあります。

アダムスストークス症候群の主な原因は?

頻脈や徐脈による脳の血流循環不全によって生ずる意識障害です。心臓には洞結節と呼ばれる部分から刺激が伝えられ、心臓の収縮が行われますが、伝達経路に異常があると心臓の機能が失われてしまいます。

アダムスストークス症候群の主な検査と診断方法は?

24時間心電図の装置を装着し、不整脈が無いか検査が行われます。

アダムスストークス症候群の主な治療方法は?

症状にあわせて、心臓のペースメーカーの植え込みによる治療や植込型除細動器の植え込みなどの施術が行われます。

アダムスストークス症候群の初診に適した診療科目