今注目が集まっている医療や健康情報を病院検索ホスピタが厳選して分かりやすくお届け! 今回は『知っておこう!子供がかかりやすい病気!』をご紹介させて頂きます。

大人と違って、まだ体が完全に育っていない子供はなにかと病気にかかりやすくなっています。言葉での訴えや表現も未熟なため、親でも気がつきにくい場合があるかもしれません。子供がかかりやすい病気をまとめてみました。
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風邪

風邪は大人もかかるポピュラーな病気です。子供の場合、大人に比べて免疫力があまりないため、短い間に何度もかかってしまいます。幼稚園に通うようになってからは、集団の中で一人が風邪を引くと流行しやすく、熱もあっという間に高くなることが多いものです。さまざまな薬で治すことができますが、まずは基本的な手洗いうがいなどを徹底させて、予防するように務めましょう。
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溶連菌感染症

溶連菌感染症は、38~40°Cの急な発熱があり、頭痛やのどの痛み、吐き気といった症状が風邪にとてもよく似ています。しかし、発熱から1~2日ほどでかゆみを伴う発心が全身に表れるのです。症状がおさまってからも、1~2週間後にはリウマチ熱などを引き起こす可能性があるため、早めに受診し抗菌薬などで治療を行うようにします。
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インフルエンザ

インフルエンザは、毎年流行する時期があり大人でも高熱が出る恐れがあり、注意しなければならない病気です。子供が感染した場合、命に関わる症状であることも多く、完治したと思った後も後遺症が残ってしまう確率も高くなってしまいます。熱が高くなると、つい解熱剤を使用してしまいがちですが、子供へ自己判断で使用するのは禁物です。必ず受診するようにしましょう。
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結膜炎

結膜炎は大人になってからもかかる病気ですが、小さな子供の場合、目のかゆみは我慢することができずに擦ってしまい、悪化してしまうことが多いので注意が必要です。ほとんどの子供は、幼稚園など集団生活をするようになると子供同士の遊びの中で感染します。頻繁に目を擦るようになったり、赤い目をしているようであれば受診するようにしてください。
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喘息

現代病とも言われる喘息は、約8割のお子さんが3歳までに、発症すると言われており、ほとんどのお子さんが体験する病気の一つです。呼吸をするたびに、ゼーゼー、ヒューヒューと音がする特徴がありますが、このような症状出ている時は喘息の可能性があります。喘息は、原因のほとんどんがアレルギー物質によるものと言われており、夜に悪化することが多いです。ですが、早めに治療を受ければ症状の悪化を防ぐことができますので、もしかしたら喘息かも・・・と思ったらすぐに病院へ連れていきましょう。
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ウィルス性胃腸炎

ウィルス性胃腸炎は、秋から冬にかけて感染することが多い病気です。ウィルスがついた手で食べ物を食べたりすることで、ウィルスが体の内に入るのですが、胃腸の働きを阻害しますので、嘔吐や下痢の症状がでます。お腹の風邪とも呼ばれていますが、下痢や嘔吐だけではなく、熱が出ることもあります。予防方法としては、食事前や帰宅後は手洗いうがいを徹底することです。ウィルス性胃腸炎は、強い感染力を持っていますので、看病するママやパパも注意が必要です。

まとめ
このように見てみると、そのほとんどが感染する病気であることに気がつきます。おたふくかぜやはしか、水ぼうそうなど、成長の過程で感染したりワクチンで防ぐことができるものもあります。けれども、子供の年齢によってはワクチンさえも摂取することができない病気もあるのです。風邪など、普段の生活の中で予防できる病気もあります。症状が悪化すると、後遺症が残ってしまう病気もありますから、普段のお子さんの様子をよく観察して、少しでも様子が変だと感じたら受診するようにしましょう。自己判断での処置や薬の使用は控えるようにしてください。

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