《大きな病院で働いていたときに患者さんから学んだこと。それは患者さんやご家族の心にそっと寄り添うこと。寄り添うことが大きな力になることがある》 これまで大学卒業後10年間、慶應義塾大学病院、東京都済生会中央病院という総合病院でずっと働いてきました。日々、入院している患者さんや外来の患者さんたちと向き合ってたくさん落ち込んだり、逆に患者さんから元気をもらったり、お互いに足りないことを埋めていきながら勉強する毎日でした。 5年目からは呼吸器という病気になるととても苦しく、それでいて進行すると当たり前だった日常生活ができなくなるという臓器を専門としてやってきました。 そんな私がこれまで学んできた経験を生かして、今までの大きな病院での治療とは違った分野で医療に貢献したい。地域の人たちから頼りにされるドクターでありたい。そんな想いを胸に2016年10月、クリニックをオープンしました。 診療に関するきめ細やかな説明(どんな病気の可能性があるのか、どうしてこの検査をするのか、どういった治療があるのか、どれくらいの費用がかかるか、などなど)をさせていただきます。患者さんの治療をサポートできるように、私が何を考え、その根拠はどこにあるのかを患者さんに明確にお示しします。 数多くの患者さんと接してきての私自身のキーワードは「患者さんやご家族の心にそっと寄り添うことです。寄り添うことが大きな力になることがある。ドクターである私の仕事は、病気を治そうとする患者さんに対して寄り添いながらお手伝いをすること」だと考えています。なんでも遠慮なく言って下さい。いつでも地域の皆さまに寄り添っていきます。
在宅酸素療法外来とは、在宅で酸素療法を受ける患者さんが受診する外来診療のことを指します。在宅酸素療法は、慢性閉塞性肺疾患(COPD)や肺気腫、間質性肺炎、肺がんなどの呼吸器疾患によって、慢性的な低酸素症状がある患者さんに対して、酸素濃度を調整した酸素を吸入する治療法です。
在宅酸素療法外来では、医師や看護師、呼吸療法士などの専門家が、患者さんの酸素療法に関する相談や指導、調整を行います。具体的には、酸素濃度の調整方法や酸素ボンベの取り扱い方、呼吸器トレーニングの指導、定期的な酸素濃度のチェックなどを行います。また、療法に必要な機器や消耗品の提供や交換、処方箋の発行なども行われます。
在宅酸素療法外来では、患者さんや家族の方々が酸素療法に関する不安や疑問を相談できる場所としても機能しています。療法の正しい使い方や症状の変化に対する対応などについて、医療スタッフが丁寧にアドバイスを提供することで、在宅酸素療法の効果を最大限に引き出し、患者さんの生活の質を改善することが目的です。
在宅酸素療法外来には、通院が困難な患者さんに対して、訪問診療やオンライン診療も行われています。これらの取り組みによって、在宅酸素療法を必要とする患者さんに対して、より良質な医療サービスを提供することが可能になっています。
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