ルイボスティーに含まれる「SOD酵素」とは?

今注目が集まっている医療や健康情報を病院検索ホスピタが厳選して分かりやすくお届け!今回は『ルイボスティーに含まれる「SOD酵素」とは?』をご紹介させて頂きます。

健康や美容に効く「赤い」お茶

アンチエイジングや美肌、むくみ、冷え予防などに効果があるとして「ルイボスティー」と呼ばれる赤い色のお茶が、だいぶ前から女性に人気です。南アフリカを中心に生息する「ルイボス」というマメ科の木の葉っぱから作られるお茶です。

ルイボスとは現地語で「赤い茂み」を意味する言葉だそうです。きれいな赤が特徴的なこのお茶は、ヨーロッパ各国で古くから愛飲されています。そして近年では、「カフェインが含まれていないから」と、妊婦さんが好んで飲むお茶としても、今や定番化しています。

さて、ルイボスティーの効果を知るときに、「活性酸素」や「SOD酵素」といった専門用語がたびたび登場します。どちらの言葉も、アンチエイジングなど美容に関係するものですが、その他にも、生活習慣病やがんなど重い病気を引き起こす原因にも関係しています。

摂取した酸素の「約2%は毒」になる?

私たち生物は呼吸をしながら、新陳代謝をくり返し行うことで生活を続けています。新鮮な酸素を摂り入れることが体によいことは当然ですが、実は、体内に摂り入れた大量の酸素のうち、約2〜3%は「活性酸素」と呼ばれる化合物に変化します。

「活性酸素」は、酸素毒と呼ばれるほど、
(1)組織を傷つけ
(2)サビさせ
(3)破壊するほどの強い毒性を持っています。
摂り入れた酸素の一部が、体内で「強い毒」に変わってしまうのは、もちろん理由があります。その強い毒性は、体に侵入してきた細菌やウイルスを撃退するために使われるからです。細菌などが体内に侵入してくると、その細菌を免疫細胞(白血球)のなかに取り込み、「活性酸素」の毒性で破壊してしまうのです。

がんの原因の約90%は「活性酸素」

しかし、「活性酸素」が増えすぎてしまうと問題が起こります。誤って体内の正常な組織も破壊してしまうことになるからです。健康な皮膚、内臓、骨などが、「活性酸素」によってさまざまな障害に晒されることになるのです。それが、老化、生活習慣病、がん、といった形であらわれます。

さまざまな機関によるこれまでの研究により、多くの病気や症状の原因に「活性酸素」が関係していることが明らかになっています。特に、
(1)高血圧
(2)脂質異常症
(3)肥満症
(4)脳卒中
(5)心筋梗塞
(6)動脈硬化
(7)糖尿病
(8)がん
(9)アトピー性皮膚炎
(10)関節リウマチ
(11)こう原病
(12)白内障
(13)シミ
(14)そばかす
については、発症の約90%は「活性酸素」が原因と考えられています。

活性酸素は「激しい運動」で増える

活性酸素は、私たちが呼吸をして生活を続けるかぎり発生します。そして、(1)激しい運動などで大量の酸素を消費したとき
(2)紫外線を浴びたとき
(3)自動車の排気ガスを吸ったとき
(4)タバコを吸ったとき
(5)アルコールを飲んだとき
(6)細菌やウイルスに感染したとき
(7)強いストレスを長い期間与えられたとき
(8)食品添加物を摂取したとき
などに過剰に発生します。

免疫機能の大事な役割を担う「活性酸素」ですが、一方では、老化を進め、がんや生活習慣病などの原因にもつながっています。しかし、そんな活性酸素と戦う成分が「SOD酵素」です。「SOD酵素」は、1968年にアメリカの生化学者であるアーウィン・フリドービック博士によって発見された物質です。Super Oxide Dismutaseの略で、細胞内で過剰に発生した活性酸素を「酸素」と「過酸化水素水」に分解し、無毒化する「酵素」です。

SOD酵素は「40歳から」低下する

「SOD酵素」は、抗酸化作用(活性酸素を抑える働き)のある体内酵素です。コラーゲンを保護し、血管を強化して、免疫力を高める働きがあります。ビタミンなどの物質よりも抗酸化作用が高く、脳と神経組織を酸化から守る活躍が期待できます。人間は、動物のなかでも寿命が長い生物ですが、それは体内で生成される「SOD酵素」の働きが高いためといわれています。

ところが、「SOD酵素」の生成は、だいたい20歳でピークを迎え、さらに40歳を越えるころには、その活動力が低下します。すると、細胞の老化が進み、細胞の寿命も短くなります。中高年を迎えると、シワやシミなどの老化現象が体にあらわれるのはそのためです。そして、高血圧や肥満症などの病気にかかる人が増えるのも「SOD酵素」の減少・低下が原因の1つといえるでしょう。

「良質なタンパク質」を摂取しよう

年齢を重ねるとともに「SOD酵素」の生成は自然に低下しますが、問題は「活性酸素」は低下しないということです。そこで私たちは、SOD酵素の活動を高めるための「抗酸化物質」を積極的に体内に摂り入れることが大事になります。

「SOD酵素」は、タンパク質から作られています。生成を助けるには、卵、牛乳、鶏肉など良質なタンパク質を摂取することが大事です。さらに、
(1)できれば禁煙する
(2)飲酒はほどほどに控える
(3)日焼けをしない
(4)運動はウォーキングなど軽いものを行う
(5)毎日十分な睡眠をとる、などの生活の改善を検討しましょう。

そして、ビタミンC、ビタミンE、βカロチンを含む食物を定期的に食べるように心がけます。ほうれん草、レモン、いちご、パセリ、にんじん、カボチャ、ブロッコリーなどをバランスよく摂取するとよいでしょう。活性酸素を減らす試みを続けることで、あなたの健康と美容が守られることになります。

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