リラックス効果だけじゃない「アロマテラピー」の凄さ!

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今回は『リラックス効果だけじゃない「アロマテラピー」の凄さ!』をご紹介させて頂きます。

フランス式の「医療」アロマテラピー

植物の花、葉、果皮、樹皮などから抽出した精油(エッセンシャルオイル)を使った穏やかな香りは、心や体を元気に回復させる自然療法として「アロマテラピー」がよく知られています。

日本では、気分転換・癒し・リラックスの効果を期待されていますが、それは香りとマッサージによるリラクゼーションを主流とする「イギリス式」が広まったためでしょう。本来アロマテラピーは、「Aroma(香り)」と「Therapy(治療・療法)」を組み合わせた言葉です。

アロマテラピーの本場といわれるフランスでは、精油は医薬品の代わり(民間薬)として、広く活用されています。日本でも「フランス式」のアロマテラピーが、メディアなどを通じて紹介されるようになっています。それは、イギリス式と区別する意味で「メディカルアロマテラピー」と呼ばれています。

フランスでは「医師がオイルを処方」する

植物の香りを生活のなかに取り入れることは、古代や中世から行われていたようですが、心身の治療という目的で「アロマテラピー」の研究が始まったのは、20世紀はじめのフランスから、といわれています。そのためか、Aromatherapyは、フランス語読みの「アロマテラピー」が呼び名としては一般的です。

フランスでは、かなり以前から、アロマテラピーを「病気の予防」や「体調不良の改善」を目的とした自然療法と考えています。そのため、臨床データが豊富にそろっています。第二次世界大戦では、「エッセンシャルオイル」が負傷者の治療薬として利用されていたほどです。

そういった歴史もあり、自然療法の民間薬として、エッセンシャルオイルの利用は一般的です。治療目的のエッセンシャルオイルは、「メディカルグレード」と呼ばれ、病院では専門医が処方し、薬局では薬剤師が「どのような症状でお悩みですか?」と言って、患者に合わせた商品をいくつか選んで説明してくれます。

リラックス以外「9つの分野」で効果を発揮!

メディカルアロマテラピーは、人間の治癒力を引き出す効果があり、
(1)自律神経系
(2)内分泌系
(3)感染症
(4)呼吸器系
(5)消化器系
(6)循環器系
(7)泌尿器系
(8)皮膚系
(9)筋肉系
などの分野においてすでに活用されています。特に、自然派志向の人たち、あるいは強めの薬は副作用が怖い、といった人たちからは、代替医療として支持されているようです。気になるおもな効果は次のとおりです。

 自律神経系 うつ症状、不眠症、睡眠障害、ストレス、緊張などの緩和に効果があります。
 内分泌系 更年期障害、月経前緊張症(PMS)、生理不順、不妊症、脂肪分解などの緩和に効果がみられます。
 感染症 ウイルスや細菌などが原因の感染症を防ぐ効果があり、風邪、インフルエンザの予防対策として期待がもてます。
 呼吸器系 咳、たん、鼻炎、気管支炎、喘息、鼻づまり、花粉症などの緩和に効果があります。
 消化器系 食欲不振、胸焼け、二日酔い、嘔吐、下痢便秘などの緩和に効果がみられます。
 循環器系 リンパや血液など体液の流れをスムーズし、高血圧、血行障害、肩こりなどの緩和に効果が期待できます。
 泌尿器系 利尿作用にすぐれ、尿管・膀胱・尿道などの炎症を抑える効果があります。
 皮膚系 肌荒れ、かゆみ、アトピー性皮膚炎などの疾患に効果がみられ、ステロイド剤の代用として利用されることがあります。
 筋肉系 筋肉の痛みや疲れを緩和します。鎮痛剤や抗炎症剤の代用として利用されることがあります。

注意して!「アロマオイル」と「エッセンシャルオイル」は違う!

アロマテラピーの利用に「エッセンシャルオイル(精油)」を日本で買い求める場合は、必ず「精油」もしくは「エッセンシャルオイル」と明記されたものを選びましょう。それらは基本的に、100%天然の植物だけを使用しているためです。

「アロマオイル」と記載されているオイルは、化学合成された香料が含まれています。ただお部屋で香りを楽しむだけに使うのなら構いません。しかし、エッセンシャルオイルの持つ植物成分としての効果・効能は、エッセンシャルオイルでなければ期待できません。

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