免疫力がアップする?「乾布摩擦」の効果!!

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今回は『免疫力がアップする?「乾布摩擦」の効果』をご紹介させて頂きます。

「みんなでゴシゴシ」は昭和の光景?

日本で古くから行われている伝統的な健康法に「乾布摩擦」があります。上半身裸になって、乾いたタオルで素肌をゴシゴシとやる方法です。今でいえば民間療法でしょうか。身近な道具で手軽に行うことができるのが魅力です。

ひと昔前なら、幼稚園や小学校の子どもたちが外に出て、みんなして乾布摩擦を行ったものですが、最近ではほとんど見られなくなりました。昭和の光景の1つだったのかも知れません。ところが近年、「乾布摩擦が健康によい」と注目を集めているようです。

続けると「血流が活発」になる

乾布摩擦はとてもシンプルな健康法で、日本以外でもインドやスウェーデンなど世界各地に、似たような方法が昔から存在しています。医学的には根拠はないとする医師もいるようですが、続けることで風邪をひきにくくする、大きな病気の予防になる、などの統計データも報告されています。

その効果は、血流の上昇にあるようです。私たちの体は、血液の流れによって、必要な酸素と栄養が体全体に供給されています。また、必要のない老廃物や毒素も、血液が全身をまわって回収し、体の外に排出してくれます。乾布摩擦によって、血流が活発になれば、体の調子が良くなるのはうなずけます。

3つの「大きな」効果

乾布摩擦は、乾いたタオルで素肌をこすることで、鍼灸治療に似た効果があるともいわれています。続けることで、次のような効果が期待できます。

・免疫力の向上
・冷え性の緩和
・新陳代謝のアップ

<免疫力の向上>
代謝、呼吸、内臓機能、体温調節などの機能をコントロールする自律神経は、疲労やストレスによって低下します。乾布摩擦により、皮膚に刺激を与えることで自律神経の働きがよくなります。

すると、副交感神経が優位になり、体はリラックスして免疫細胞が活発になります。免疫力が向上し、病気にかかりにくい体づくりが期待できます。

<冷え性の緩和>
私たちは、自律神経の機能によって、血管を収縮・拡張して体温を調節しています。乾布摩擦で自律神経を刺激することで、毛細血管が開き、体温調節機能が高まります。血液の循環が良くなり、冷え性にも効果があると考えられています。

<新陳代謝のアップ>
乾布摩擦で血管を拡張させることで全身の血行がよくなると、老廃物や毒素がスムーズに排出され、新陳代謝(細胞が新しく生まれ変わること)がアップし、脂肪が燃えやすい体になります。ダイエット効果として、乾布摩擦をはじめる女性が増えています。

その他にも、喘息予防、体臭改善、美肌効果、むくみ改善、便秘解消、肩こり緩和、しもやけ予防、など多くの効果が確認されています。

乾布摩擦は「心地よい強さ」で行う

乾布摩擦といえば、上半身裸で行うものという印象がありますが、服の上からでも十分な効果があります。血液を心臓に押し返すような感覚で行うことが大事です。次のようなポイントで、はじめてみましょう。

・乾いたタオルや手ぬぐいを用意する
・手足の先端から、体の中心に向かってこする
・心地よさを感じる強さでこする

<乾布摩擦の手順>
次の順番で、それぞれ10〜15回こすります。

(1)「足の先」から「ひざ」に向けてこする
(2)「手の先」から「ひじ」に向けてこする
(3)「ひざ」から「足の付け根」に向けてこする
(4)「ひじ」から「肩」に向けてこする
(5)「お腹」から「胸」に向けてこする
(6)「背中」を斜めにこする

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