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今回は『焼くつもりはなかったのに焼けちゃった!時のスキンケア!』をご紹介させて頂きます。

特にレジャーの予定もなく、日々日焼け止めも塗っていたのに、ちょっとしたときに、日焼けしちゃった!ということありませんか? そういうときのスキンケアを今日はご紹介。

日焼け後を隠したいときは、茶色のクリームでカバー

私も旅行やレジャー、洗濯や通勤などのときは結構気にしてUVしていたのですが、仕事で思わぬ外での作業が続き、気がついたら、半そでの腕と首の空いたところが真っ赤に! 仕事で1日外だったときです。いやとも言えず、焼けそうだなあと思ってたら、焼け「そう」じゃなくて、めちゃくちゃ焼けました。
その週末友達の結婚式で、ノースリーブの予定。黒くなった肌と元の肌色でくっきりツートン。応急処置で考えたのが、白い部分を全部茶色にするというクリームがあったのです。つまり、焼いた肌のような色がつくというものです。
サンクリームなどと同じ棚のあたりにあります。(白黒の境がわからないくらいまでだと2、3日かかります。色が取れるのも2、3日かかります)
なんだか、ハワイやグアム帰りよーというような雰囲気を思い切り醸し出して出席しました。どうしても急なイベントのときは、これが一応の応急処置として覚えておいてくださいね。

焼けた当日のスキンケア

とにかく、肌が熱いですよね。それはやけどと同じなんですよ。なので、とにかく熱を冷ますことを一番に、冷やしてあげましょう。冷感ジェルや氷水で絞ったタオルなどで、顔や肩など、一番日焼けしている部分に当てて、熱を冷まします。
家に帰ったら、ちょっと低めの温度のお風呂に入ります。あまり低めだとお腹を壊すかも、なので38度、39度くらいのお湯がいいですね。熱いと、痛くて入れません。
シャワーは炎症が強いと、刺激になり痛みが増しますので、シャワーよりは、風呂桶でお湯をくんで使った方が楽でしょう。シャワーしかない場合はお湯の温度を低めに、シャワーの量を少なめに刺激をなるべく避けるようにしましょう。
湯上りは、冷蔵庫で冷やした化粧水を手で優しくプッシュします。コットンは刺激になるので、日焼けあとはハンドプッシュの方がいいですね。お顔だけではなく、体の日焼けのひどい部分にも冷たい化粧水をつけましょう。
髪も地肌も日焼けしています。当日は優しく洗い、トリートメントは必須です。
特に、頭のてっぺんは太陽に一番近いので、かなり日焼けしているのではと思います。クールダウンさせてあげてください。また、日焼けは乾燥を生みます。お顔も髪も保湿が大事。天然オイルなどで最後は脂分補給をしてあげましょう。
また、日焼けをすると、体も相当疲労がたまります。十分な睡眠をとるようにしましょう。

次の日からのケア

翌日でもまだ熱を持っているかもしれません。化粧水などでクールダウンさせてあげましょう。そして、これ以上焼かないことも大事です。
体が痛いのでゆったり目の長袖などでカバー。そして、もちろん日焼け止めも塗り忘れなく。日焼け止めは乾燥しているものもあるので、伸びが悪いことも。それなのに、ダメージを受けた肌で無理やり伸ばすと、痛くもなりますし、肌も痛めてしまいます。いつもの日焼け止めに乳液を混ぜたり、オイルを1滴混ぜたりして、伸びやすく肌触りをよくしましょう。メイクも刺激を与えないように軽くしあげましょう。
また、水ぶくれなどができている場合は、自分で潰してしまうとあとの肌のダメージが大きいので、皮膚科などで診てもらうのが一番です。
皮が剥けてきたら、無理やり自分で剥かないこと。そのまだらに剥けたあとは必ず将来シミとして残ります。
しばらくは美白美容液などを優しくつけておきましょう。風呂上がりなどにはカーマインローションなどでやさしくパッティングするのも効果的です。
また、トラネキサム酸配合の化粧品などが効果があるようです。

やってしまった!感のある日焼け。すぐのスキンケアが大事です。今の時代こんがり焼けた小麦色の肌というのは幻想ですよ。まずは日常的なUVをお忘れなく!

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