子供の「扁平足」予防はどうするの?

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今回は『子供の「扁平足」予防はどうするの?』をご紹介させて頂きます。

赤ちゃんは「誰でも」扁平足!?

赤ちゃんのときは誰でも偏平足ですが、約6~8歳になると、足の裏の脂肪が取れて「土踏まず(足裏のアーチ状のへこみ)」が形成されてくるのが普通です。ところが近年、足の裏の土踏まずがない「偏平足」の子供が増えているといいます。

土踏まずは人間だけにある特徴で(1)衝撃を吸収する、(2)体のバランスをとる、(3)重心移動の効率を高める、といった役割があります。そして土踏まずを持たない扁平足では「転びやすい」「疲れやすい」「足が痛みやすい」などの症状が起こります。

さらに、外反母趾(足の親指が小指側に変形する状態)や、内反小趾(足の小指が親指側にねじれて変形する状態)など、足の筋肉や骨が変形する疾患を併発しやすいのも、扁平足の特徴です。

幼児期の「運動不足」が大きな原因

偏平足は以前なら「生れもっても遺伝」と考えられていましたが、筋力の低下など後天的な要素が大きいことが現在では分かっています。土踏まずはたくさん歩いて、足の筋肉や靭帯が強くなるとともに作られます。

したがって、幼児期の運動量が不足したときに、筋肉の発達が不十分になり、土踏まずが形成されない、あるいは遅れることがあるようです。扁平足にならないためには、日常的に次の3つを心がけるとよいでしょう。

<子供とたくさん歩く>
晴れた日は、子供とお散歩しましょう。手をつないでおしゃべりしながらの散歩は、素敵なコミュニケーションの時間となるはずです。買い物などのおでかけも、車や自転車を使わず歩いて行動するよう心がけるとよいでしょう。

<家のなかは裸足で過ごす>
真冬でなければ、室内はできるだけ裸足で過ごすのがよいでしょう。足の指をしっかり使うことで扁平足を予防できます。

<足に合った靴を履く>
すぐに成長するから、と大きめの靴を履かせるのは、扁平足はもちろん足のトラブルを起こす原因になります。かかとを合わせて、つま先に約5mmの余裕があるのが「ちょうどよい靴」の目安です。

いっしょに遊びながら「足の筋肉」を鍛える

小さな子供の足の裏は脂肪が厚く、見ただけでは扁平足かどうかを見極めるのはなかなか難しいものです。また、幼児期の扁平足は、成長とともに筋肉や靭帯が形成されてくると自然に治るケースが多くあります。小学校に入るまでに、土踏まずが作られていないようなら、地域の整形外科を受診し、専門医に相談してみるとよいでしょう。

土踏まずを作るには、とにかく足の指を動かすことが大事なのです。次のような運動を毎日取り入れることで、足のアーチをつくる筋肉(短趾屈筋、短母趾屈筋、母趾内転筋など)が鍛えられます。お子さんといっしょにチャレンジしてみましょう。

(1)「つま先立ち」で室内を歩く
裸足になって、室内をつま先だちでどれだけ歩けるか試してみましょう。ゆっくり歩くのがポイントです。大人は必ず、準備運動をしてからはじめしょう。

(2)「足指じゃんけん」じょうずに出せるかな
「足の指だけで、グー、チョキ、パーを出せるかな?」と遊びながら足の筋肉を鍛えましょう。勝った、負けた! 例えば、お風呂のなかで「足指じゃんけん」は楽しいかもしれません。

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