今注目が集まっている医療や健康情報を病院検索ホスピタが厳選して分かりやすくお届け! 今回は『冷えは健康と美容に天敵!冷えの予防法』をご紹介させて頂きます。

健康や美容を維持するためには体の冷えを改善することがポイントとなります。冷えは、思っている以上に体やお肌に悪い影響を与えてしまいます。まさに冷えは健康と美容の天敵ともいえます。今回は冷えの予防について紹介したいと思いますので、ぜひ参考になさってくださいね。
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ショウガで温まる

基本的なことですが、毎日の食事や飲み物でも、冷たいものは避けるようにして、できるだけ温かいものを飲食するようにしましょう。特にギンギンに冷えたものは避けたいものです。体を温めるために代表的なものとしてショウガがあります。いろいろな食べ物や飲み物に、ショウガを擦ったものを入れると体がポカポカと温まります。ショウガは漢方生薬としても、昔から冷え症予防に使われている食品ですので、意識的に摂取するようにしたいものです。
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適度な運動と筋トレ

無理をしない程度の適度な運動で体の基礎代謝を上げることもオススメです。丸1日動かないことはないかと思いますが、動かない場合は、約0.5%の筋肉が落ちると言われています。例えば2日間動かないとすると、普通の人の1年分の筋肉を失う計算になるのです。こわいですね。それほど運動と筋肉は深い関係があるのです。筋肉を鍛えることで、体温と基礎代謝を上げることができますが、筋肉をムキムキに鍛えるような事ではないので、軽いスクワットやストレッチを意識的に行うようにすると良いでしょう。そして有酸素運動もあわせて行うようにしましょう。内臓脂肪は体を冷やす原因となりますが、この運動を続けると内臓脂肪を落とすことにもなります。

無理なダイエットは避けよう!

近年ではダイエット効果を短期間で出したいがために、やみくもにカロリーコントロールをしている女性も多くいます。このようなダイエットは栄養不足となり、低代謝体質に切り替わってしまうというのはご存知でしょうか。体の体温が上がらないようにセーブしてしまうので、体は冷えている状態が続いていきます。そして太る体質を作っているようなものなのです。
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お風呂タイムでリラックス

とくに、冷え性の人は、毎日のお風呂で基礎体温を上げていくように心がけていきましょう。健康な人の体温は36度~37度前後と言われていますが、35度台の人も多く、体温が低い人が多いようです。体温が低い人は免疫力も低くく、様々な病気にかかりやすい体質といえます。そこで、毎日のお風呂で体温を上げる方法を実行してみてはいかがでしょうか。最低でも10分程度は湯船に浸かることを続けます。また、週に2回程度でいいので、体調の良い時などに41度の高めのお風呂に15分ほど浸かるという方法も、基礎体温が上がりやすくオススメです。
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足を温める

体温を高めるためには、足をしっかりと温めることが重要です。足湯もおすすめですが、くつ下を数枚重ねて履くことで体温も上昇していきます。厚着をするよりも、足先を重点的に温めることに集中していきましょう。また、冬だけではなく、薄手でもいいので夏もくつ下を使用することをオススメします。

まとめ
冷えは私達の健康状態にさまざまな悪影響を起こします。血の流れが悪いことで、栄養分が順調に運ばれなくなり、代謝機能が低下してしまい、内臓などの働きも悪くなっって不健康な状態へなっていきます。細胞の再生や分裂、修復など毎日のように行われていることですが、この作業がとても遅くなり免疫力が低くなっていきます。私達人間の体というのは、免疫が働き傷付いた細胞を修正してくれていることから健康でいられるのです。また代謝低下によって脂肪燃焼も落ちるため、肥満も招いてしまいます。また肌細胞の再生が正常にできず肌荒れの原因にもなり、このように血の流れが悪くなると免疫低下や、代謝低下など、健康と美容にとって最悪な状態を招くことになるのです。