ドクターズブログ
神経伝達物質(Neurotransmitter)
ヒトが他の動物と比べてもっとも発達している部位は大脳皮質です。この発達した大脳皮質の働きによって...
どうなる?後期高齢者医療制度―老人を乗せた漂流船―
以前このコラムでアウシュビッツ行きの貨車に例えた後期高齢者医療制度が脱線し、車軸を失って、ついに...
認知症あれこれ(2)―成年後見制度における精神鑑定―
成年後見制度については以前のコラムでも取り上げましたが、これまでに私が関わった事例を通して感じた...
非社会性人格障害―総理大臣に求められる資質とは―
昨年の今頃、前総理大臣の安倍晋三さんが突然辞意を表明して世間を驚かせました。それから1年も経たない...
特定健康診査―メタボリックシンドローム―
今年の4月から特定健康診断・特定保健指導という制度が開始されました。この新しい健康診断は昭和57...
善きサマリア人の法
福島県の産科医不当逮捕事件に対する無罪判決の報道を読んでいて、もう一つ思い出した出来事があります...
産科医無罪判決を聴いての雑感
8月20日に福島地方裁判所で注目すべき無罪判決が下りました。この裁判は2004年に福島県大熊町の県立大野...
認知症あれこれ(1)―レビー小体型認知症―
高齢者人口の増加とともに認知症の数が増加の一途を辿っています。近い将来、我が国の認知症高齢者の数...
難民大国日本―主権者を滅ぼす骨太の国家とは何か?―
1951年に国連で採択された「難民の地位に関する条約(難民条約)」で定義されている難民とは「人種・宗...
不眠と体温―寝苦しい夏―
連日猛暑が続いています。大気中のCO2濃度上昇だけを犯人だと決め付けるのは早計のように思いますが、...
刑事精神鑑定―裁判員制度開始に備えて―
前回のコラムで来年5月から開始される裁判員制度について書き、今回もまた法律に関係したテーマを選びま...
裁判員制度スタート間近
平成16年5月28日に公布された「裁判員の参加する刑事裁判に関する法律(裁判員法)」に基づいて裁判員制...
統合失調症あれこれ(6)―治療の歴史―
1792年にフィリップ・ピネル(Philippe Pinel、1745-1826)がパリ郊外のビセトール病院で、精神障害者を...
自殺者は減らせるか?―精神科医の限界―
先日、警察庁が平成19年の自殺者数を発表しました。前年より2.9%多い3万3093人で、1978年に統計をとり...
アスペルガー症候群
退陣間際の安倍前首相を揶揄して「KY」という言葉が流行りました。KYすなわち「空気が読めない」の...
心神喪失状態、心神耗弱状態(保安処分問題)
先週、心神喪失状態、心神耗弱状態というものについての説明と、そのように判定された場合の刑事裁判上...
ミヤンマーへの支援
ミヤンマーへの支援 今年5月にミヤンマーの南部沿岸地域を襲ったサイクロンNargisの被害者に対して、...
心神喪失状態、心神耗弱状態(精神鑑定)
6月8日、日曜日の昼、多くの人が行き交う秋葉原の歩行者天国で25歳の男によって無辜の市民17名が殺傷さ...
後期高齢者医療制度―骨格こそが大問題―
私が今年になってからこのコラムで3回にわたって取り上げた後期高齢者医療制度が政争の具となり、現在国...
今時の「うつ」事情(4)―見直される躁うつ病―
これまで3回にわたってうつ病とその周辺の精神障害についてお話をしてきました。ここまでの話を読んで...