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四谷・村川内科クリニック

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お知らせ

新型コロナ感染症に関しまして(2022年1月17日現在)

その他
毎日、報道されていますように、日本全国でオミクロン株によるコロナ感染者が急増しています。世界全体に、新規コロナ感染者の急増が認められますが、南アフリカを始めとする一部の国では、ピークを越えている感じもあり、印象としては、どの国でも、ある程度のピークを過ぎると、低下する可能性があります。今回のオミクロン株は、世界同時に増加しており、世界全体で同時にピークを越えれば、パンデミック(感染の大流行)が終わる可能性があります。(ただし、オミクロン株の次の強力な変異株が出現しないことが前提になりますが・・・)。
新しい変異株である、オミクロン株は、死亡や、重症化する確率は低いものの、非常に感染しやすく、感染源として、家族内感染が半分近くをしめています。オミクロン株に関しては、もしかするとマスクによる予防だけでは厳しい可能性があり、より人から人への感染がしやすくなっていると思われます。その症状としては、かなりの確率で、一過性に37.5度以上の発熱があり、のどの痛み、せきなどの一般の風邪症状に似ています。重症化しないからといってうっかり感染すると、近くにいる方にさらに感染する可能性が強くなり、面倒なことになる可能性もあります。今後しばらくは、風邪をひかないよう体力を温存して、人混みをさけ、仮に人混みの多いところに行かれたとしても、極力時間を短くし、換気の良いところにいるよう心がけることが重要であると思われます。 以前からお伝えしていますように、いつの時代も、自分の身は、自分で最大限守り、引き続き、 とにかく感染しないようにしながら、 ご自身で、日常生活の制限解除をしていくことが大事かと思われます。

新型コロナ感染症に関する内服薬に関して、アメリカのメルク製薬からの新型コロナウイルスの経口治療薬「モルヌピラビル」 に続き、今年はアメリカのファイザー社より、「パクスロビド」が承認されました。ともに、新規コロナ感染者の入院・重症化をある程度、海外では低下されるとのことですが、オミクロン株に対する効果、副作用の頻度に関しては、あいまいな点もまだ多く、はっきりしない感じもします。 日本の国内でも、少しずつ使用開始され始めました。当面は、指定された医療機関からのみ処方されるとのことですが、当クリニックでは指定されていず、この薬の処方は、残念ながらできません。

新型コロナ予防接種3回目に関しましては、各自治体により、接種券が郵送され、指定されている接種場所で実施することになりますが、各自治体により、状況がかなりばらついているのが現状です。 ご不明な点は、お住いの自治体の役所にお問い合わせいただきますようお願いいたします。予防接種3回目の副反応に関しては、個人差が大きいものの1、2回目より副反応が一時的にひどくなるとの報告が多いようです。1,2回目の予防接種の副反応が強かった方は、3回目の予防接種する際は、より注意が必要です。最近、欧州の薬品庁では、頻回な予防接種の実施はむしろ、体内の免疫力が落ちる可能性を指摘しています。海外では、多くの有名人の方が、予防接種を拒否されるケースも多く、あくまでも、いろいろなことを考えた上で、ご自身の判断で接種するかどうかを決定されることを強く、お勧めします。

新型コロナウイルスの日本国内での感染状況(わかりやすい表)
 チャートで見る日本の感染状況 新型コロナウイルス:日本経済新聞 (nikkei.com)

世界の新型コロナの感染状況
 新型コロナウイルス 世界の感染者数・感染者マップ|NHK特設サイト

新型コロナ予防接種に関する情報(各自治体での予防接種に情報を含む)
 厚生労働省 新型コロナワクチン(予防接種)について

新型コロナ予防接種に関する情報
 厚生労働省 新型コロナワクチンの副反応(副作用)(疑い)報告について


追伸:ちなみに院長である私は、その後、住んでいる自治体に相談したところ、接種券が送られていないことがわかり、再申請した結果、予防接種3回目を急遽、1月15日の夕方に集団接種で受けました。鎮痛剤を早くから服用したものの、翌日は一日、注射部位の筋肉痛と全身の倦怠感がありましたが、幸い、ほぼ1日で落ち着きました。