医療法人昨雲会

飯塚病院附属有隣病院

有隣病院は昭和59年（１９８４年）2月に開設され、今年３３年目を迎えています。当院は昨年末まで、急性期１２３、慢性期３７、計１６０床の病床を有する混合型病院として運営してまいりました。しかし、本院である飯塚病院の病棟再編に伴い、当院からスタッフが移動した為、慢性期病床37床を休床するに至りました。よって、平成29年（２０１７年）1月より123床の急性期病院として再スタートしております。 従来通り、飯塚病院はじめ近接する周辺関連施設の後方支援病院としての役割を果たすとともに、喜多方市および会津北西部の急性期医療機関の要として、或いは最後の砦として、その使命を貫いてゆく覚悟でおります。内科、外科、整形外科、歯科口腔外科、人工透析センター、眼科に常勤医を配置し、泌尿器科、耳鼻科、腎臓内科、神経内科、循環器内科、循環器外科、呼吸器外科に非常勤医の応援をいただいております。さらに、リハビリテーション、訪問看護、山都診療所への応援、そして、夜間救急医療にも力を注いでいます。市内医療機関、会津管内の病院はもとより、南東北病院、福島県立医大、新潟大学との柔軟な連携も行われています。各科各部門の専門性を保持するとともに、質の高い、チームとしての医療を提供できるよう取り組んでいます。 少子高齢化、人口減少は国策としての明確な取り組みのないまま、ただ進みつつあります。地方にあっては、日々深刻さが増してきています。今後、患者さん、病院側にとって、ますます財政的に厳しい医療環境にさらされることが予想されます。しかし、私たち職員一同、「病院は患者さんの為にある」という病院基本理念を胸に刻み、患者さんの心に寄り添い、いつも身近な存在であるよう日々努力してまいります。お一人お一人と互いに顔の見える関係を築き、信頼関係をはぐくむことができるよう頑張ってまいります。 今後とも当院を取り巻く多くの皆さまのご指導、ご援助を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

コミュニケーションを大事にして皆様に「来てよかった」と言ってもらえる診療を心がけています。