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よしおか内科クリニック

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気管支喘息

気管支喘息とは

呼吸の際に空気の通り道になる気管支が収縮してしまう事と、痰が気管支の中に溜まってしまう事によって咳や呼吸苦、呼吸困難になる病気です。
縮んだ気管支に無理やり空気を通すのでゼーゼー、ヒューヒューとした呼吸音がします。
重度になると呼吸困難や呼吸停止を起こし、死に至る事も十分にあり、きちんと治療管理しなくてはいけない病気です。
小児から老人まで全年令に発症の可能性があり、アレルギーと密接な関係があります。

気管支喘息の原因

原因としてはアレルギー体質の人のアレルゲンとの接触、気道の感染症が上げられます。

アレルゲンは主にハウスダスト(ダニ、埃等)、食物(卵、そば)、動物の上皮等が上げられそれに接触すると発作が起こります。
その他には風邪を起因としたり季節の変わり目や気温や気圧の変化、ストレスや運動、更にアルコールの摂取等も発作の原因となります。
又、夜から早朝にかけて発作が起きる事が一般的に多いようです。

 気管支喘息の治療法

治療法としては必要な薬を上手に使用し体調管理をきちんとする事、アレルゲンの把握と除去、心身を出来るだけ健康に保つ事、この三点が重要です。
喘息は予防が大事なので症状が軽い早い段階で受診し適切な診断を受ける事が必要です。

吸入ステロイド薬、気管支拡張剤の内服薬や吸入薬等を使って治療します。
ご自身の判断で治療を中止したり、無理をしたりすると死に至る事も十分に考えられる病気なので正しい知識、十分な注意が必要です。