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用賀クリニック

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■気管支ぜんそく その1
気管支ぜんそくは5~6歳に発症する事が多い呼吸器の疾患で、吸入アレルギーなどによる気管支粘膜の腫れによって起こる、湿った咳の事で風邪による咳とは少し違います。しかし両者はよく合併しておこるため安心出来ません。
気管支は口、気管と人間が生きていく為に重要な肺をつなぐストローのような管です。肺では、ガス交換(酸素を体内へ二酸化炭素を体外へ)等が行なわれていて、気管支粘膜のはれる事によって妨げられる事になります。幸い酸素の供給より先に二酸化炭素の排泄が妨げられるので、症状は咳、呼吸困難などが現れます。お母さん方がご覧になって分かる症状は、肩で息をしたり、肋骨と肋骨の間が呼吸のたびにペコペコ凹んだりします。また直接お子さんの胸に耳をあて聞いてみると息をはくときに『ゼーゼー』とか『ヒュウヒュウ』とか笛を吹くような音が聞こえてきたりする事もあると思います。
治療は気管支を広げるか、腫れた粘膜の炎症を抑える治療を行ないます。年齢にもよりますが吸入療法を行なう事が多くなってきました。
■気管支ぜんそく その2
治療は発作を予防する薬と、発作を治療する薬の2種類に大きく別れます

代表的な薬
・坑アレルギー薬(気管支を収縮させる化学伝達物質をおさえる作用の薬)
・気管支拡張剤(現在は吸入療法で使用したり、テープ剤で使用したりしています文字どうり気管を広げる薬です、興奮したり、気分が悪くなる副作用もあります。)
ステロイド剤(これも現在は吸入療法で行なわれる事が多いです。気管支粘膜の腫れをおさえる作用がありこの薬の出現で劇的に喘息の患者さんの入院が減少しました。副作用は血圧が上がったり、感染しやすくなったりとありますが投与量が100マイクログラムや200マイクログラムとごく少量なので、副作用は起こらないことがほとんどです。 現在、気管支粘膜が腫れている時間が長いと粘膜下に筋組織などが変性して出現する事がわかってます。つまり腫れている時間が長いと治療を受けても完全にもとの状態には戻らない事があり大人になってもゼイゼイしやすくなったりします。早い治療が必要と思います。
御心配な事があれば相談して下さい。
 
■麻疹、風疹混合ワクチンを接種しましょう
【世田谷区・接種対象者】
<第1期>1歳以上2歳未満の方 
<第2期>5歳以上7歳未満で、小学校入学1年前の4月1日から入学する年の3月31日までの間にある方
 
 
診療内容
 
小児科全般
■小児疾患について困っている方、お気軽に相談下さい。
小児科一般及び、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患の診療を主に行っております。
かぜ・上気道炎・気管支炎・アレルギー・アトピー性皮膚炎・気管支喘息・アレルギー性鼻炎・プール熱・インフルエンザ・溶血性連鎖球菌感染症・麻疹(はしか)・風疹(三日ばしか)
成長、発達の相談・体質の相談

■その他
・乳児検診(予約)
各種予防接種を受付けております(予約なしでもOK)

【内科】
一般診療行っております。
 
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