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おがさわらクリニック 内科 循環器科

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花粉症には初期療法を

今シーズン、スギ花粉の飛散量は少なめと予測されていますが、油断は禁物。
花粉症は過敏症ですから、少量の花粉でも症状は出ます。花粉が体内で引き起こしたアレルギー反応を止めるためには十分な薬が必要で、また症状を抑え込むまでにはどうしても日数がかかります。

そこでお勧めなのが「花粉症の初期療法」。
薬を花粉より先回りさせて、アレルギー反応を防ぐ治療法です。
実は、花粉の「飛散開始」が宣言される前から花粉は少しずつ飛び始めていて、アレルギー反応は徐々に進んでいます。その段階、はっきりした症状が出る前から少量の薬で治療を開始することによって、発症を遅らせたり、重症化を防ぐことができるのです。

毎年この季節に花粉症でお悩みの方は、遅くとも2月上旬までには受診され、初期療法のスタートをお勧めします。
また、敏感な方は既に発症していると思いますが、我慢せずに早めに治療を開始しましょう。
重症になってから強い薬で治療するのは、弱い薬を長く使うよりも身体に負担がかかりますので。