医療法人社団 敬水会 江戸川橋鈴木クリニック のブログ

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シャント1

透析をされている方はシャントという動脈を静脈につないだ血管を作ります。閉塞トラブルが半年ぶりに珍しく2件続けて起きたので書きます。本来は動脈の持っている血液流量が透析には必要なのでこういうものを作るわけです。静脈でも鎖骨下とか大腿部の太い静脈なら血流が多いのでいいわけです。透析になられた方なら首、肩、足のどこかに太いカテーテルを入れられた経験がおありでしょう。この太いカテーテルならそれだけで透析可能で、シャントを作る必要はありません。このカテーテルは放置しておくと感染したりするので一時的なものです。アメリカなどではそのまま使っている場合もあります。では動脈そのものを使えばシャントは必要ないのでしょうか?答えはイエスです。ただ、長い間動脈を繰り返し差すのは注意が必要で、失敗した時にちゃんとフォローできないと大変です。動脈から出血して血腫が大きくなり、その先が腐ってしまう恐れがあるので。あと、動脈の周りには神経が張ってるので、麻酔して刺さないと痛いです。実際CCUなどでは血圧測定の換わりにAラインといって動脈に直接カテーテルを入れますので技術的に難しいことではありません。
 もともとシャントは動静脈シャントという病気があるぐらいで、正常なものではありません。

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