地震で被害にあわれた透析室もあるかと思います。大変ですねとお見舞い申し上げます。幸い私どもはなんともなかったです。一瞬機械が止まりましたが待ち構えていたので、すぐにリセットして、透析中の方々も不安を感じずにいていただけたのでよかったです。いらっしゃらなかった患者様からは、大丈夫でしたか？と聞かれると思っていましたが、信用していただけているのかそういう声は少しで、むしろ、電車が動かなくて行かれませんというお電話が多かったです。土曜日延長して、今週の透析をおわる予定です。
地震が震度７でも平気なように最初に透析室を作るときにビルの構造や強さを考えて、作りました。アネハ事件もあって、構造計算もしました。ここは６階建てですが、もっと高層でもたえるSRCという鉄骨でできているので、硬いらしいです。免震構造だとかえってゆれは大きいというところもあるようで、そうなると機械は感知して止まってしまうようです。
しかし、これ以上大きくなりそうなら緊急脱出を指示しようと構えていましたがそのうちに収まりました。でも本当に今まで経験したことのないゆれであったことは間違いありません。
地震より、後の送迎が大変で、いつもなら10分範囲の送迎が、４時間かかりましたから、大変でした。予想して、自分の車も駆りだして３台で、送迎しました。ご苦労されてる透析室も多々あると思いますが、何事もなく、透析をして差し上げられることを期待します。