医療法人社団 敬水会 江戸川橋鈴木クリニック のブログ

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オンラインHDF4

オンラインHDFはヨーロッパで始まった透析方法で、論文を読むと糖尿病による腎不全にいいことがいろいろ書いてあります。結果として実際に合併症が進まないのですが私はいつもなぜだろうか考えてしまうたちなので、考えています。糖化して重くなった尿毒素以外にもサイトカインといって病気を進ませるものが何種類もあってそれもオンラインHDFなら取れているのだと思います。インターロイキンというサイトカインを実際透析前後で測った事がありますが、減っています。分子量は16000なので、やはり普通の透析では取れないんだと思います。
糖尿病の目の合併症もほとんど進まないようです。またインスリンを注射している場合でもほとんどが一日一回打つだけで目標HbA1c 8以下にコントロールできるので、細かくチェックしてインスリンを打つことも少なくなりました。昔はスケールうちで、血糖がいくつだと何単位という表を患者さんに合わせて作ってお渡しして、毎週血糖がいくつだったかとチェックしていました。今では毎食前血糖を測定してもいつも80-140の間なので、安定です。
でも、前回でも触れましたが糖尿病の方の起立性低血圧、下痢と便秘、むずむず足、しびれなどはうまく行きません。最近健康食品で補助薬として使われているものに効果があるかもしれないと思っています。よく調べると外国ではこれは薬品として坐骨神経痛に使われているようなのでいいかもしれません。自分が大学で研究していた事としびれ、かゆみが関連があるので興味があるというよりよくわかっていないのでいつも悩んでいます。
最近出たレミッチという薬もよく効くのかどうかわかりません。でもこの薬は研究していたことから理論としては正しいし効くだろうとは思いますが、実際“すごくいい”わけでもないのでまたまた悩んでいます。悩んでいいものを考えていくのが好きなので、これはしょうがないんでしょう。
次は皮膚の話。

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