透析を開始されてあるいは開始前から副甲状腺がはれてますといわれます。副甲状腺は甲状腺の後ろにある小さな腺で副甲状腺ホルモンという骨を壊すホルモンを出しています。骨は常にホルモンによって壊して作ってを繰り返しています。同じように見えて、一年前とは骨は違ってるんですね。大体半年すると入れ替わるので、骨を見る場合は半年ぐらいを目安に観察します。で、その中の壊すほう多くなったのが副甲状腺機能亢進症です。
糖尿病で透析になった方は不思議となりづらいのですが、そうでない場合はまず100％副甲状腺機能亢進症で治療を要します。壊すほうが多いので、骨はぼろぼろになり、骨そそう症（漢字が難しいのでひらがなにしておきます）となり骨が折れやすくなります。寝返りを打っただけでも肋骨が4-5本折れちゃった人を経験したことがあります。