そんな細胞の特長については暗中模索だそうです。山中教授のiPS細胞は4つの遺伝子の変異でできています。メタネフロンも４つぐらいの遺伝子の変化が必要なようですが、それで、十分かどうかがわからないそうです。砂の中のダイヤモンドを探すように、一つ一つ確かめながら見つけていくしかないのが研究なので、そうやって行くのでしょうが、大変な仕事です。　でもこういう仕事は、夢を追いかけて、“ズート座禅しているようなもの”だとボスは25年前もいってましたが、その通りなのですね。
　ところで、iPS細胞があとで、癌化するなど批判もあるようですが、それはいくつも解決策があるようです。実際、大事な遺伝子がわかってしまえばあとは応用なのでいくらでも工夫ができるようです。その方法も聞きましたが、難しいので割愛いたします。なので、とにかく腎臓になる細胞さえ探せればその遺伝子の特徴がわかれば後は自然と解決していく問題のようです。