これまで耳鼻科医として様々な病院、クリニックで勤務して参りました。
耳鼻科に通院している患者さまの中には、鼻づまりに鼻吸いやネブライザーをしているが同じ症状を繰り返している・・・耳鳴りで薬を内服しているがいつまでも治らない・・・とお困りで受診される患者さまも多くいらっしゃいました。そのような患者さまは、どんな病気で何の治療をしているかが分からず、治療の途中で通院をやめてしまう、というケースが少なくありませんでした。
耳鼻咽喉科の診療範囲は幅広く、五感のうち聴覚(みみ)、嗅覚(はな)、味覚(のど)の3つの領域を扱います。
その他にめまいなどの平衡感覚なども扱います。感覚器に関する病気の中には、治療が長期にわたる慢性的な疾患もあり、定期的な診療を要することもあります。これらを治すためには、しっかりと診断をつけて、どのような治療を、どれぐらいの期間行うのか、患者さまにきちんと理解していただく必要があります。
そのためには、みみ・はな・のどで何が起きているかを「みえる化」する必要があると考えました。「なんの病気?」「いつ治るの?」「なんの治療しているの?」「どうしたらいいの?」という「みえない不安」を解消し、すべての世代のみなさまが納得して完遂できる「みえる医療」を目指さなければいけません。
クリニックでこれらを実現できれば、自己判断で通院をやめてしまい、悪化して入院や手術に及ぶケースも少なくなるのではと思いました。
元々「家族や身近な人が病気になった時にすぐに相談に乗りたい」という気持ちで始まった医師人生です。地域の皆さまの身近な存在としてすぐにご相談頂きたい、多くの患者さまに「みえる医療」をお届けしたい、という思いで開業を決意しました。