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東京神保町ボイスクリニック

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病院紹介

ご挨拶
当院は耳鼻咽喉科全般の診療を行うクリニックですが、その中でも特に声の不調に対しての診断や治療を専門にしています。
「声がかれている」、「声が出しにくい」、「うまく歌えない」などの症状のある方はもちろん、「周りの人にはなにも言われないけど自分では少し声の調子が悪くなったように思う」といった悩みをお持ちの方にも真摯に向き合ってご相談に乗ります。
 
診療案内
■声の診断・治療(音声外来)
声がうまく出せないようになることを音声障害といいますが、これは声帯の器質的疾患(声帯ポリープ、声帯結節、ポリープ様声帯、声帯萎縮、喉頭癌などの病変)や声帯・のどの運動障害(声帯麻痺、痙攣性発声障害、振戦、パーキンソン病など)、機能的要因(過緊張性発声障害、心因性発声障害、発声法や声の使い方、ストレス要因など)により生じます。

音声外来では、声がかすれる、出なくなった、続かない、ひっかかる、つまる、高い声や大きい声が出ない、うまく歌えない、などの音声障害をきたす喉頭疾患の専門的な診断および治療を行います。


■声帯ポリープ手術
診察室で局所麻酔下に、診断用のものよりも少し太めの経鼻内視鏡(ファイバースコープ)を用いて声帯ポリープを摘出します。
摘出直後の声を聴きながら出来ますので、実際に声が良くなることをその場で確認できます。
日帰りで可能ですので、時間の無い方に適した手術です。

■声帯注射
声帯の浅い部分にはヒアルロン酸を主体とする柔らかな細胞外マトリックスというものが存在し、声帯の張りや振動に重要な役割を担っています。
また、深い部分には硬い筋肉があり、この硬い部分を基部として柔らかい部分(浅い部分)が振動して声が作られます。

加齢とともに細胞外マトリックス・筋肉は減少し、声帯がやせて声が出にくくなってきます(声帯萎縮)。
硬い部分である筋肉は音声リハビリで回復できますが、柔らかい部分はリハビリ単独の効果はあまり期待できません。

この声帯萎縮(特に浅い部分)に対する治療として、皮膚再生作用の働きを持つ薬(bFGF)が有効であることを、私が以前所属していた京都大学のグループで長年基礎的な動物実験から研究を重ねてきました。ヒトに対する安全性・有効性も治験で既に確認され、実際の治療として行えるようになりました。


方法としては、のどの局所麻酔で声帯に直接薬剤を注射します。日帰りで可能です。
リハビリにより効果を高められますので、音声リハビリも並行して行っていきます。

■声のリハビリ
当院では、医師と言語聴覚士が直接声を聴き、内視鏡検査などで発声方法の問題点を見つけ出した上で、具体的な改善方法を言語聴覚士が個別に指導します。

リハビリプログラムはいくつかのメニューがあり、人によってどれが合うかを実践して探っていく必要があるため、診察の度に前回のメニューでどう変わったかをフィードバックしていただき、メニューを調整していきます。
リハビリにより、手術が必要と思われた病変が消失することもあります。


■声の健康診断
特に症状は無いが声を使う仕事をされているなどで声帯の状態を知っておきたい方、喉頭がん検診として声帯の状態をチェックしたい方に対し、声帯の健康診断を行っています。
自費診療となります。

■一般耳鼻咽喉科
耳・鼻・頭・顔・くびの症状の診察のほか、禁煙外来や音声機能検査と音響分析を行っております。
 
お支払い方法について
クレジットカード決済(AirPAY)を導入しました。
主要クレジットカード決済、交通系電子マネーのほか「iD」「QUICPay」の決済に対応しています。
もちろんApple Payでの決済も可能です。