小児歯科の大学院卒業後、毎日多くの患者さんが訪れる一般開業医に勤務しました。そこで悪い歯並びが原因で、虫歯や歯周病の問題が起きている方が多数いらっしゃることを強く実感しました。矯正治療の知識・技術の習得必要性を感じ、この勤務先を退職し、母校の矯正科で学ぶことにしました。
矯正科で勉強を始めてみると子供の時期に治療を開始した患者さんでは、様々な問題が大きくなる前に解決するため、非常に良好な結果が得られることを実感しました。多くのお子さんの将来を見据えて、長く診るためには大学の診療時間等を考えると難しいことにジレンマする日々が続き、開業にいたりました。