診療時間外

医療法人社団光寿会
北神経内科

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病院紹介

対象となる疾患
 
頭痛・めまい・立ちくらみ・失神・うつ・神経症・不眠・もの忘れ・しびれ・ふるえ・けいれん・神経痛・耳鳴
麻痺・脱力・筋肉やせ・歩行障害・言語障害・読み書き障害・視覚障害・顔面神経麻痺
自律神経失調症・更年期障害・低血圧・発汗障害・排尿障害
脳血管障害(脳出血・脳梗塞など)の診断、治療、予防と合併症(高血圧・糖尿病・高脂血症など)の管理、治療
頸部脊椎症・椎間板ヘルニア・多発神経炎・脊髄炎・多発筋炎
パーキンソン病・脊髄小脳変性症・筋萎縮症・多発性硬化症・筋無力症・アルツハイマー病
脳ドック(MRI・MRAによる脳血管障害・痴呆の早期診断、治療)
医療相談(在宅療養・福祉・介護・神経難病に関する相談)
 
診療内容
  【神経内科】 ■人間ドック
・内科学的診察+血液検査(肝機能、コレステロール、中性脂肪、血糖値など)・胸部X線・心電図・尿検査・便の鮮血検査・骨密度検査(骨粗鬆症)
検査料:25,000円(別途消費税2,500円)
■頸椎ドック
・ 頸椎症、頸椎椎間板ヘルニア、後縦靭帯骨化症、平山病などの早期発見ができます。
・ 診察(問診・神経学的検査)+頸椎MRI・頸椎X線・骨密度検査(骨粗鬆症)
検査料:33,000円(別途消費税3,300円)
■腰椎ドック
・ 腰椎症、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊椎管狭窄症などの早期発見ができます。
・ 診察(問診・神経学的検査)+腰椎MRI・腰椎X線・骨密度検査(骨粗鬆症)
検査料:33,000円(別途消費税3,300円)
■自律神経ドック
・ 自律神経失調症、低血圧症、更年期障害などの早期発見ができます。
・ 診察(問診・神経学的検査・眼底検査)+心臓自律神経機能検査(CVRR)・血圧調節機能検査(起立性低血圧症)・血圧調節ホルモン測定
検査料:33,000円(別途消費税3,300円)
上記各種ドックの検査は即日結果が出て、詳細説明致します。
(血液検査・骨密度検査・血圧調節ホルモン検査については要2〜3日)
■特別外来
・ 特別外来は完全時間予約制(待ち時間なし)一人30分以上、十分に診察を行います。
セカンドオピニオン外来も受けます。
保険診療+別途予約料30,000円(別途消費税3,000円)  
【脳ドック(随時予約可)】 無症候性脳梗塞、無症候性脳出血、無症候性脳腫瘍、脳動脈瘤、アルツハイマー病の早期発見ができます。40歳を過ぎたら一度受けられることをおすすめします。

・ Aコース:診察(問診・神経学的検査・眼底検査)・MRI・MRA  
検査料:33,000円(別途消費税:3,300円) 所要時間:約90分

・ Bコース:Aコース+平衡機能検査(重心動揺計)・動脈硬化検査(血管年齢)・物忘れ検査
検査料:40,000円(別途消費税:4,000円) 所要時間:約120分

・ Cコース:Aコース 頚動脈MRA NEW
検査料:45,000円(別途消費税:4,500円) 所要時間:約120分  

【アンチエイジング】 ■抗加齢ドック(アンチエイジングドック)
体や脳の老化の具合を調べることができます。
内科学的診察+頭(MRI・物忘れ検査・動脈硬化検査(血管年齢)・平衡機能検査(重心動揺計)・成長ホルモン(GH)測定+血液検査
検査料:58,000円(別途消費税4,640円)所要時間:約120分  

【平山病】 平山病とは当クリニック前顧問の平山 惠造先生が昭和34年(1959年)に「若年性一側上肢筋萎縮症」と称 して報告された病気です。一般的に「平山病」と呼ばれています。当時、この病気の方々は、今日では神経難病に指定されている筋萎縮性側索硬化症や脊髄性筋 萎縮症と診断されていましたが、詳しく診察するとそれらとは異なるいくつかの特徴を持っていることから、区別することを提言されたものです。しかしこの病 気の原因が脊髄にあり、頸を前に曲げ続けたり、それを繰り返すことが発病の誘因になることがわかったのはそれから30年ほど経った1985〜1990年頃 のことです。これによって治療法も考案されるに至りました。

平山病の特徴はおよそ次の通りです。
1) 発病は10歳代前半から20歳代前半で(15〜17歳ごろに多い)、女性には少なく、主に男性にみられます。

2) 症状は手指の力が弱くなり、握力の低下や指をよく伸ばせないために、箸使用、書字、ボタン掛け、楽器の演奏などがし難くなり、筋肉の痩せ(筋萎縮)が手から腕先にかけて認められます。

3) 多くは片側に起こりますが、両側に起こって、片側に強く反対側が弱いこともあります。

4) 指を伸ばすと震えたり、寒い時に指がかじかみ易い、などの症状もよくみられます。

5) 症状は(自然の経過では)ゆっくりと数年間にわたって進行しますが、個人差があり、軽症の人では多少の障害を残して停止しますが、重症の人では手指の運動機能を失い、日常生活が障害され、職業選択が制約されます。

このような神経症状が生ずるのは、頸を前に曲げたとき、通常の人には起こらないのですが、頸髄周囲を囲んでいる脊髄硬膜管が前方へ移動して、頸髄を後方から圧迫してしまうからで、そこに循環障害が起こります。この状態が続いたり、繰り返されると、手指に行く運動神経細胞にダメージを与えるためであることが CT、MRI検査による研究で判りました。この病気になる方々では、このような現象は身長が伸びる発育期に起こるようで、そこで頸椎カラー療法が考案されました。この治療法は頸を前屈する姿勢を長時間続けるような時(勉強、デスクワーク、楽器演奏練習、など)に前以って頸椎カラー着用して、脊髄にダメージ が加わらないようにするもので、具体的な着用法が大切です。頸椎カラーを着用することにより、症状の進行は止まり、改善される場合もありますから、出来る だけ早い時期から治療を始めることが重要です。発病から時間が経過すると、頸を前に曲げてもこの脊髄硬膜が前方へ移動することが徐々に減少して、頸を前に 曲げても脊髄を圧迫することがなくなります。症状経過を追いながら、これをめどにカラー療法を中止することになります。

ところで平山病に 似ていますが違う病気がいくつかあります。それらと間違えることがないよう広く神経症状を診察した上でMRI検査をすることが大切です。 MRIでは頸が真っ直ぐな姿勢と頸を十分に前に曲げた姿勢で撮像することが不可欠です。診察と検査の全てには可成りの時間を要しますが、当クリニックでは 一回の診療でこれら全てを終え、その日の中に診断し、治療開始が出来る体制をとっています。それは平山先生の「早期診断、早期治療」の考えに拠るもので す。

平山病外来のお知らせ
毎週水曜日午後、院長による平山病のための外来があります。MRIによる2姿勢での検査、診察、治療方針の説明が一回の診療で行われ、約3時間で終了します。
お電話にて予約をお取りください。帰りの新幹線、飛行機などの出発時刻がおわかりになれば、その旨お知らせください。

お電話にて予約をお取りください。保険診療で行われますが、特別外来予約料をご負担下さい。帰りの新幹線、飛行機などの出発時刻がおわかりになれば、その旨お知らせください。  
検査設備など
 
・MRI
・MRA
・脳波検査
・神経伝導検査
・筋電図
・重心動揺検査
・X線検査
・自律神経検査(血圧・心臓調節、皮膚血流、発汗機能検査など)
・内科的諸検査(血液・尿検査、心電図など)