診療時間外

医療法人社団 栄晴会
中央内科クリニック

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病院紹介

■医院内・診療設備など
通常のレントゲン撮影に加えて、胃のバリウム検査や注腸造影まで可能であり、さらに腹部超音波検査、ホルター心電図も実施しており各種血液検査データと合わせて、より質の高い診断・治療を可能にしています。
また当院内に併設されている中央健診センターでは、呼吸機能検査や眼底撮影も施行しており、より専門性の高い診断が可能となっているほか各種健診・ドックにも対応しています。
さらにこれまでの健診・ドックでは決して診断できなかった睡眠時無呼吸症候群に関しても、極めて質の高い専門的診断・治療を常時行っています。

■治療法など
循環器・糖尿病・呼吸器専門の医師3名が常勤しており、専門とする疾患等は以下のとおりです。
睡眠時無呼吸症候群外来(総合的診断治療)
アレルギー・花粉症・気管支喘息外来
心・高血圧外来、肥満・糖尿病外来
特定健診・メタボリック症候群外来
いびき外来・無呼吸外来・CPAP外来
禁煙外来、会社健診・産業医
特に睡眠時無呼吸症候群の診断・治療をすることにより、生活習慣病の進展を未然に防止して突然死の危機を回避するとともに、安らかな睡眠を得ることで患者様の体調改善・健康増進にも力を注いで居ります。
また睡眠学会認定医、内科学会専門医、呼吸器学会専門医・指導医、アレルギー学会専門医・指導医などの各種専門医も取得しており、より専門性の高い適切な診療を提供することが可能です。
さらに当院スタッフは慈恵医大、虎ノ門病院、聖路加国際病院、同愛記念病院の各施設においても診療に携わっているため、これらの医療施設との連携も極めてスムーズに行うことが可能となって居ります。

■睡眠時無呼吸症候群を診断する流れ
A.スクリーニング検査(指先のみの検査)
指先の毛細血管に光を当てることで、血液中の酸素量を測定しています。
通常、睡眠中は体内の酸素量は一定ですが、呼吸が止まると酸素量が減る ため、無呼吸があるかどうかの予測をすることができます。
B.確定診断用の検査(専門医療施設の受診)
指先のセンサーだけでは、本当に呼吸が止まったのか判断できないため、 呼吸センサー2種(鼻につけるフローセンサーと体につける体動センサー) を合わせた3点モニターで、確定診断用の検査をする必要があります。

1.確定診断用の検査(3点モニター)を予約する
3点モニターによる検査(簡易検査)は、自宅に持ち帰れる貸し出し用の小さな機械で検査するため、入院の必要はありません。
ただし、検査用機器の貸し出しを予約してから受診する必要があります。
また検査用機器は、翌日に返却する必要があります(返却は代理の方でも結構です)。

2.専門医療施設の受診(診察と検査で30分は必要)
予約日に医療施設を受診します。無呼吸を起こしやすい骨格があるかを見るため、のど元のレントゲンを1枚撮影します。
検査の説明を合わせて 最低30分程度の時間が必要ですので、余裕を持って受診してください。
診察料と検査料を合わせて、3割負担の場合は4,000円程度が必要です。
検査用機器の貸し出しを受け、その夜に自宅で装着して検査を行い、翌日に医療施設まで検査機器の返却をしてください(代理の方でも結構です)。

3.結果説明と治療方針決定
検査機器を返却した翌日か翌々日には結果がでていますので、結果説明を受けるために再受診してください。
その場で医師から結果説明を受けて治療方針を相談します。
比較的軽症の場合は、マウスピースによる治療を行いますが、重症であればCPAP(シーパップ)という機械を使った治療 が必要になります。

1)マウスピース:歯科への紹介状を受け取り、歯科で作成します。
         作成したマウスピースを付けて、再検査をします。
2)CPAP:後日CPAPという治療用機器の説明を業者から受けます。
      自宅にCPAPを持ち帰り、その日から治療を開始します。

■睡眠時無呼吸症候群と生活習慣病・突然死
睡眠時無呼吸症候群へのトータルケア
睡眠時無呼吸症候群とは夜間にのど元が閉塞し、呼吸が停止してしまう疾患ですが
・肥満
・高血圧
・糖尿病
・高脂血症
などの生活習慣病と互いに高率に合併し合い、夜間に著しい低酸素血症となることから
・狭心症/心筋梗塞
・脳梗塞
・不整脈
・うっ血性心不全
などを引き起こすことがあり、夜間の突然死の原因にもなっている恐ろしい病気です。
また熟睡が妨げられるため、日中に眠気が残り交通事故や労災で命をおとすこともあります。
しかも日本人では骨格や鼻炎/鼻閉/開口が原因となり、肥満がなくても発症し易いのです。
あなたは本当に大丈夫ですか?
放置した場合は恐ろしい病気ですが、早期にきちんと診断・治療を行えば問題ありません。
しかし寝ている間のことなので、自分ではなかなか気づかないため、発見が遅れるのです。
是非一度チェックされて下さい。
当院には循環器・糖尿病・呼吸器専門の医師3名が常勤し、睡眠時無呼吸症候群だけではなく合併するあらゆる生活習慣病に対しても適切な診断・治療を同時に提供することが可能です。 どうぞ安心してご相談下さい。

■禁煙外来
ニコチン依存症に対しては、禁煙外来(保険診療)も行っております。禁煙をお考えの方も、是非ご相談下さい。
ニコチン依存症の治療
タバコの煙には、多くの発癌物質が含まれています。肺癌だけでなく、喉頭癌・咽頭癌・食道癌さらに乳癌に至るまでの多くのがんの原因になっていることが、わかっています。そしてその害は他人にも及びます。
またガンだけでなく、多くの病気が、喫煙と関係のあることもわかっています。ニコチンには強力な血管収縮作用があるため、脳梗塞・心筋梗塞や高血圧などの脳血管障害・心血管障害に関しても、大きく関与しています。
さらにこの血管収縮作用は、粘膜の血流障害を来たし、胃・十二指腸潰瘍にも悪影響を及ぼす他、皮膚の血流も悪くするため、美容にも良くないのです。
最近では、女性の喫煙者が増加していますが、美容という観点からも、妊娠・出産における悪影響からも、早期に禁煙をして頂きたいと思います。
また“タバコ病”とでも言うべき疾患“COPD”は、タバコの煙で肺の構造が破壊されることで生じる病気ですが、放置していると、高齢になってから息切れがひどくなり、酸素ボンベなしでは生活ができなくなる可能性もある恐ろしい病気です。
これ程までに、悪いことがわかっているにもかかわらず、多くの人がタバコを止められないのには、理由があるのです。それは本人も気が付かない内に、“ニコチン依存症”になってしまっているからなのです。
したがって、禁煙を成功させるには、このニコチン依存症を克服する必要があるのですが、それは簡単なことではありません。そこでニコチンガム(ニコレット)や、ニコチンパッチ(皮膚からニコチンが徐々に吸収される貼り薬)が、大変役に立つのです。ニコチンパッチ(ニコチネルTTS)は、ニコチンガム(ニコレット)に比べて、皮膚から常にニコチンが吸収されるために、スムーズに禁煙を進めることが可能になります。最初はニコチン含有量の多いパッチから開始し、徐々に含有量の少ないパッチへ変えて行くことで、8週間で禁煙を達成することが出来ます。また、パッチを貼っていても吸いたくなった時にはガムが大変役に立ちます。
もちろんニコチンも体にとっては良い物質ではありませんが、喫煙するよりも多くのニコチンを用いるわけではありませんし、煙に含まれている発癌物質を吸い込むよりは、はるかに健康的な方法と言えます。
以上の事実に基づき、国もやっとニコチンパッチの処方を自費診療ではなく、保険診療として認めました。
さらに禁煙治療用の飲み薬(経口禁煙補助薬)である、バレニクリン(チャンピックス)も承認され、今後は禁煙の成功率がもっと上がって行くと予測されています。飲む禁煙薬、バレニクリン(チャンピックス)も保険診療が可能です。
しかしまだ、どこの病院でも保険診療ができるわけではなく、禁煙治療を保険で行うことができるのは、国が認めた認定施設のみです。
当院はニコチン依存症の保険診療が認められた認定施設ですし、日本禁煙学会専門医も居りますので安心して禁煙外来を受診されてください。
皆様が禁煙を達成し、健康な体を維持できるよう、お手伝いができれば幸いです。

内科
喘息・睡眠時無呼吸症候群
禁煙外来
メタボリックシンドローム・生活習慣病(肥満・糖尿病・脂質異常症(高脂血症)・高血圧)
風邪・インフルエンザ

呼吸器科
喘息(気管支喘息・咳喘息)
COPD(慢性閉塞性肺疾患)
禁煙外来(禁煙治療・禁煙指導)
気管支炎・肺炎・気胸

循環器科
高血圧症・狭心症

消化器科・胃腸科
胃潰瘍・胃炎・十二指腸潰瘍・大腸炎・逆流性食道炎(GERD)

アレルギー科
アレルギー性鼻炎
花粉症
蕁麻疹
喘息
 
 
検査設備
胃バリウム検査・注腸検査・腹部超音波検査・血液検査・尿検査・心電図
 
資格等
日本睡眠学会認定医 日本内科学会専門医 日本呼吸器学会専門医・指導医
日本アレルギー学会専門医・指導医 日本医師会認定産業医 日本気管支学会会員
日本肺癌学会会員 日本橋医師会理事 慈恵医大呼吸器内科非常勤講師