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医療法人社団 栄晴会
中央内科クリニック

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お知らせ

<睡眠時無呼吸症候群を診断する流れ>

その他
■睡眠時無呼吸症候群を診断する流れ
A.スクリーニング検査(指先のみの検査)
指先の毛細血管に光を当てることで、血液中の酸素量を測定しています。
通常、睡眠中は体内の酸素量は一定ですが、呼吸が止まると酸素量が減る ため、無呼吸があるかどうかの予測をすることができます。

B.確定診断用の検査(専門医療施設の受診)
指先のセンサーだけでは、本当に呼吸が止まったのか判断できないため、 呼吸センサー2種(鼻につけるフローセンサーと体につける体動センサー) を合わせた3点モニターで、確定診断用の検査をする必要があります。

1.確定診断用の検査(3点モニター)を予約する
3点モニターによる検査(簡易検査)は、自宅に持ち帰れる貸し出し用の小さな機械で検査するため、入院の必要はありません。
ただし、検査用機器の貸し出しを予約してから受診する必要があります。
また検査用機器は、翌日に返却する必要があります(返却は代理の方でも結構です)。

2.専門医療施設の受診(診察と検査で30分は必要)
予約日に医療施設を受診します。無呼吸を起こしやすい骨格があるかを見るため、のど元のレントゲンを1枚撮影します。
検査の説明を合わせて 最低30分程度の時間が必要ですので、余裕を持って受診してください。
診察料と検査料を合わせて、3割負担の場合は4,000円程度が必要です。
検査用機器の貸し出しを受け、その夜に自宅で装着して検査を行い、翌日に医療施設まで検査機器の返却をしてください(代理の方でも結構です)。

3.結果説明と治療方針決定
検査機器を返却した翌日か翌々日には結果がでていますので、結果説明を受けるために再受診してください。
その場で医師から結果説明を受けて治療方針を相談します。
比較的軽症の場合は、マウスピースによる治療を行いますが、重症であればCPAP(シーパップ)という機械を使った治療 が必要になります。

1)マウスピース:歯科への紹介状を受け取り、歯科で作成します。
         作成したマウスピースを付けて、再検査をします。
2)CPAP:後日CPAPという治療用機器の説明を業者から受けます。
      自宅にCPAPを持ち帰り、その日から治療を開始します。