2014年10月に茅ヶ崎駅北口に「茅ヶ崎わかば内視鏡クリニック」を開院し9年が経ちました。
これまで多くの方々に外来診察・内視鏡検査を受診していただきました。
消化器・肝臓内科が専門ということもあり胃腸症状や検診異常(便潜血・ピロリ検査・バリウム検査・肝機能など)でのご相談の方が多く受診されています。
内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)は機器や技術の進歩にともない、診療所(クリニック)においても精密度の高い内視鏡検査が数多く行われるようになり、定期健診として内視鏡検査をされている方も少なくありません。
胃カメラでは胃がんの発見以外に、胃炎の診断・評価によりピロリ菌感染を疑うことや、今後の胃がんリスクも評価(次回の検査時期の推奨)が可能です。
50歳以上の方では大腸がんの前段階となるポリープの発生頻度が増加してくる傾向があるため、内視鏡検査でより早期に発見しポリープ切除を行うことで大腸がんの予防効果が期待できます。
一方で「内視鏡検査は怖い、痛い、苦しい、恥ずかしい」といったイメージを持たれ敬遠されている方もおられると思います。
当院は、これまで内視鏡検査を敬遠されていた方(特に、一度も受けていないまたは何年も受けていない方)にとってもリラックスでき安心して診療・検査を受けていただける場所でありたいと考えております。
実際に、苦痛の少ない経鼻内視鏡・鎮静内視鏡検査や胃大腸同時検査をご希望の方が多く受診され、検査後は一人一人のリスクに応じて次回以降の検査間隔(1~3年間隔が多いです)を説明して定期的に胃腸のチェックをおすすめしています。
今後も、皆様が本当に必要としていることを「想い」「気づき」「行動」し「謙虚」に接し、良好なコミュニケーションの中で納得のいただける診療を行うことを目標にしながら、受診される方々の必要に少しでもお応えできるよう、一日一日コツコツと診療を続けていきたいと思います。