お口は、体の中では、小さな臓器ですが、たくさんの重要な役割を果たしています。
もし、お口に問題が起こるとたちまちQOL(クオリティ オブ ライフ、日本語では生活の質と訳します)が低下し、ただ生きているだけの人生になります。お口の中の菌は、全身にまわり、心臓、肺、血管、そのほか色々な病気をひきおこします。
一方、「咬む」ことは、唾液の分泌を促し、細菌やウィルスから守ります。
「咬む」ことは、脳に刺激を与え、認知症の予防に役立ちます。
近年の研究によると、お口を健康に保つと、入院期間は短く、術後経過も良好に行くと言われています。健康長寿はお口から始まります。