わたしの尊敬しています津々見友彦先生の掲示板からのトラックバックです。
http://www.carworld-jp.info/cgi/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=16109;id=

『クルマの暴走事故とリコール問題』は、非常に微妙で難しい問題なので、ここではノーコメです。

しかし、感想を言わせて頂ければ、20型プリウス（先代プリウス）は結構クルマ御宅が多く購入して遊んでいましたが、30型（現プリウス）では大量販売されたたため、普通の方々が多く御購入され、強いブレーキが踏めたか否かは当然の事として想像は出来るでしょう。

またフロアーマットが引っかかることは有りえる事でしょう。
事実サーキット走行時に、フロアーマットを搭載して走っている『豪傑』は21世紀には存在しない筈です。

さて、さて、本題。
村社会に御住まいの評論家大先生方はどんな車にもESP（アンチスピン装置）をと仰せですが、そうでしょうか？？
ESPは車を操縦不能に成った時の保険です。
しかし、現代のハイパフオーマンス車をお好みの方々が何処まで御自分の腕のお手入れをされて居られるでしょうか？？
腕の手入れもせずにESPで500PS楽勝と言われると、そう言うスーパースター軍団と同じ道路やコースを御一緒させて頂くのに御遠慮したくなります。

私は、ECU（エンジン制御コンピューター）やABS（アンチロックブレーキ）くらいまでなら許せますが、ESP以上の『電子制御/電制』は返ってドライバーの能力を落としてしまう気がして成りません。
ESPも下手ピーがこわごわ運転している分には可愛いのですが、500PSを下手ピーが簡単に制御出来る裏技では何の意味も有りません。
『電制』はあくまで人間の能力を補助する裏方に徹して頂きたく存じます。

『電制』は電磁波で相当に違う結果が出るそうですね。
人間も電磁波で頭や自律神経が侵されて不調を来たす事も多いのですから『電制』は尚更でしょう。

キャブで有ろうと、インジェクションで有ろうと、PCで空燃比を見ながら燃調を変更するなら理解出来ますが、21世紀にも成って、今更キャブのジェットを『音』や『勘』や『聴診器』に頼って変更して走らせる気持ちにも成れません。

しかし、何でもかんでも『電制』では車に魅力は感じません。
やはり人間が制御して楽しい乗物が自動車だった訳ですからね～。
私は旧いですね～。