2014年に「当日MRI検査で診療が可能なクリニック」として開院し、ありがたいことに今年で10年目を迎えることができました。当院の方針が広く認知され、現在では多くのクリニックで当日MRI検査が可能となりました。この取り組みが一分一秒を争う脳卒中診療の一助となれたことに、先駆者として誇りを感じています。
過去9年間で約27000人の方の診療を担当し、のべ15万人以上の方々を治療してきました。新たに生じた脳卒中疾患や脳腫瘍の方に対応するだけでなく、片頭痛治療においては、約700人の反復性・慢性片頭痛患者様の予防医療を継続的に提供しています。また、しびれやふらつき、腰痛や坐骨神経痛などの症状を抱える方々への対応も行っております。さらに、物忘れや認知症の方に対しては、医療と介護の両面で支援しています。
リハビリテーションは、急性期から回復期、維持期、介護保険リハビリまで全て対応しています。脳卒中後遺症や運動器疾患の方のリハビリはもちろんのこと、言語聴覚療法の外来リハビリや若年性脳卒中経験者の維持期リハビリを行える医療機関は殆ど無く、神経難病疾患に対する豊富な経験と専門知識を活かしたリハビリは当院の希少性を高めています。
2021年4月に関西医科大学神経難病学講座教授の高橋牧郎先生、そして2023年1月には同大学神経内科学主任教授の薬師寺祐介先生を迎え入れ、パーキンソン病や多発性硬化症などの神経難病疾患の方に対して専門的な治療を提供しています。高橋教授と薬師寺教授は頭痛や認知症、脳卒中の分野でも御高名な先生ですが、当院ではどなたでも気軽にお二人の先生に受診いただける環境を提供しています。
2023年7月、富永病院との連携を更に深化し、火曜日の午前診療は富永病院脳卒中センター副センター長の松田康先生と救急部副部長の長尾紀昭先生が担当していただけることとなりました。お二人とも日本脊髄外科学会の専門医でもあり、富永病院で中心的な役割を担っておられる先生方です。
当院は脳と神経の専門医集団として、大阪府、近畿圏の方々だけでなく、日本全国からの信頼を集める医療機関を目指しております。私たちは、患者様一人ひとりに対し、丁寧でわかりやすい説明で安心感を持ってもらえる診療を続けていきます。そして、当日MRI検査が可能なクリニックとしての立場を維持し、社会の中での私たちの責任と役割を全うしていく所存です。