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武内クリニック

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病院紹介

武内クリニックでは、胃腸・消化器科を中心に生活習慣病も含む内科一般、肛門疾患、乳腺疾患、外科的処置、整形外科、物理療法を中心としたリハビリ科、小児外科などを中心に診療させていただきます。
王寺町の町民検診、インフルエンザ、肺炎球菌ワクチンなどの予防接種、健康診断などもお受けできます。
投薬は同敷地内併設の院外薬局にて処方させていただきます。
また、来院困難な方については往診・訪問診療も考慮させていただきますのでご相談下さい。

■理念
自分、家族が受けたくなるようなクリニックを目指す。
------笑顔、挨拶、コミュニケーション、清潔な環境------
良質な医療が提供できるよう日々研鑽する。
患者さんとの十分な信頼関係を得られるよう努力する。
人と人との繋がりを大切にする。

内科

風邪、急性扁桃炎などの急性疾患や高血圧、高脂血症、アレルギ―性鼻炎、糖尿病、高尿酸血症などの生活習慣病を治療しています。
診断・治療効果を判断するために、血液検査/尿検査/レントゲン検査/心電図検査なども行います。
 

消化器科・胃腸科

胃痛、胸焼け、下痢、便秘、腹痛、むかつきなどの原因を診断し、治療します。
さらに正確な診断のために、胃内視鏡検査(胃カメラ)/大腸内視鏡検査(大腸カメラ)/超音波検査/便検査/血液検査等を行います。
*胃カメラ検査には、苦痛の少ない「経鼻内視鏡」を使用して検査を行います。

◆経鼻胃内視鏡検査(胃カメラ)について-----鼻からの胃カメラ

一般に行われている口からの胃カメラ(経口内視鏡)では、内視鏡が舌の付け根に触れることで、多少なりとも咽頭反射が起こり、吐き気をもよおします。これに対して鼻から行う胃カメラ(経鼻内視鏡)で は、内視鏡が舌の根元に触れないので、ほとんど吐き気をもよおすことなく検査を受けることができます。カメラ自体も経口内視鏡より経鼻内視鏡のほうが細 く、やわらかいので咽頭反射がおきにくく、検査時の苦痛の軽減に寄与していると考えられます。病変があれば生検(組織をつまんで顕微鏡の検査に提出する) をし、精密検査に提出します。鼻腔内へ麻酔剤を塗布するため鼻の痛みもほとんどなく、検査中は医師と会話したり、画面をみながらカメラを受けることも可能 です。鎮静剤を使わず、患者さんの苦痛、負担が少ないことは、お互いにゆとりをもった安全で正確な検査につながります。

一方、50人に1人くらいは鼻からの挿入が困難な方がおられるため、その場合は、経鼻胃内視鏡を口から挿入する、もしくは経口胃内視鏡を鎮静剤併用で挿入 することで対応します。また、出血性潰瘍などの止血、ポリープ切除などの処置は経鼻内視鏡では困難ですが、通常そのような処置は、入院設備の整った病院で 行うことになっております。
これまでの胃カメラで非常に苦しかったという経験のある方、そのようなイメージから胃カメラを敬遠されている方で、胃が気になる方はどうぞ経鼻内視鏡をお試しください。

もちろん、経口内視鏡も行っておりますので、ご希望のかたは事前にお申し出ください。
経鼻胃内視鏡検査

◆大腸内視鏡検査(大腸カメラ)について
武内クリニックの全大腸内視鏡検査は予約制となっております。
当院では、ご希望の予約日時の仮押さえを予約フォームで行っていただき、検査日の1週間前には受診していただきます。
(※来られない方は、キャンセル扱いとさせていただきますので予めご了承くださいませ。)
>>>ホームページにて予約フォームをご覧ください

全大腸内視鏡検査では、事前に2リッターの下剤を飲んでいただき、直腸・S状結腸・下行結腸・横行結腸・上行結腸・盲腸・小腸末端の状態を観察します。
次の項目に該当する方はきちんと大腸内視鏡検査をお受けになることをおすすめします。
•    検診で行われている便潜血反応で陽性(+)の出た方
•    痔の悪い方、下血のあった方、貧血のひどい方
•    腹痛が続く、おなかが張る等の腹部症状のある方
•    便秘が続く、下痢が続く、便秘と下痢を繰り返すといった便通異常のある方
•    大腸癌・大腸ポリープ切除、大腸の炎症性の病気等の既往歴のある方
•    家族・血縁者に大腸癌、大腸ポリープ切除の既往歴を持つ人がいる方
•    排便時に出血(下血)がある方(下血=痔と思い込まず、まずは、病院での診察をお勧めします。)
大腸内視鏡検査においては、患者さんから痛みを伴うので受けたくないというお声をしばしば聞きます。大腸内視鏡検査での痛みは、①大腸が空気により押し広げられること ②大腸の壁が内視鏡で押され、伸展すること により、発生します。武内クリニックでは、大腸に空気を送り込まず、逆に吸引し大腸をアコーデオンのように折りたたみながら、内視鏡を挿入します。大方の痛みはこれでなくなりますが、わずかに残る痛みをもとるために、鎮痛剤、鎮静剤も積極的に使用します。鎮痛剤、鎮静剤を使用した場合、呼吸が弱くなる、酩酊状態(お酒に酔ったような状態)になることがありますので、酸素濃度をモニターしながら検査を行い、検査後、十分に薬の効果が切れるよう点滴しながら休んでもらってから、お帰りいただきます。なお、鎮静剤、鎮痛剤を使ったあとは、車の運転は控えていただくようお願いしております。どうしても、運転が必要な場合は、検査予約の際ご相談させていただきます。
S状結腸内視鏡は、来院後浣腸をしたあとに検査させていただきます。こちらの検査は、浣腸で大腸がきれいになった範囲内のみの観察となりますので、通常、直腸、S状結腸までとなっております。こちらの検査は随時行っておりますので、お気軽にご相談ください。

◆超音波検査
・乳腺領域
乳腺超音波検査(乳腺エコー)とは?

乳腺用の超音波診断装置を用いて、しこり(腫瘤)が良性か悪性か調べる検査です。超音波がしこりの内部を通過するとき、乳房の線維部分では大きく吸収され、水分の多い部分では吸収されにくいので、その差によってしこりの陰影像が描き出されます。
良性の乳腺症やしこりのようなものから、乳がんまで、早期に発見することが出来ます。
また、最新の機器では乳腺組織の硬さを画像化(エラストグラフィー)することが可能ですので、指先の感覚で行っていた乳房触診を客観的に映像で確かめることが可能です。
乳腺超音波検査はマンモグラフィー(乳房X線検査)では分かりにくい、若年者の乳腺などには特に有効です。乳房を圧迫する必要がなく、痛みも全くありません。
また、超音波を使用しているためX線のような被爆はありません。したがって、妊娠中の方でも安心して検査を受けることができます。最近では女性の臨床検査技師も増えてきています。
 
乳腺超音波検査はどのように行なうのか?
服を脱いでベッドの上で仰向けになり、検査する側の腕を頭側に上げた状態になります。
超音波の伝導をよくするため、胸に温かいゼリー状の液体をぬります。超音波の発信機能と受信機能をもつ探触子(プローべ)を乳房にあて、横に滑らせ、また 上方から下方へと滑らせて、反射してきた断層面のエコー(反射波)を、モニターに写し出します。検査時間はおよそ15分です。
超音波検査


検査結果の判定
乳がんの場合はしこりに凹凸がある、しこり内部に不均一な濃淡が確認できる、などの形で現れます。乳腺線維腺腫の場合は、境界がはっきりして内部が一様の濃度に見え、乳腺症の場合は、しこりの境界が不明瞭に見える、などの違いで判断できます。

この検査とマンモグラフィーでおおむね診断が可能ですが、確定できない場合や、さらに詳細な病状を知りたい時は、マンモトーム生検や乳管内視鏡検査を適宜行います。

異常な場合に疑われる病気
乳がん、乳腺症、良性腫瘍など

・腹部領域
腹部超音波検査とは?
超音波は人間の耳には聞こえない高い周波数の音波で、一定方向に強く放射され直進性が高いという性質があります。これを利用して腹部に超音波を発信し、そこから返ってくるエコー(反射波)を受信し、コンピュータ処理で画像化して診断するのが腹部超音波検査(腹部エコー)です。

組織の組成によってそれぞれ基本的なパターンがありますが、腫瘍、ポリープ、炎症、結石などは周囲の正常な組織と組成が異なるため、超音波画像では、正常な組織との境界にコントラストが生じます。そのコントラストから、医師は異常が生じていることを見つけ出すのです。

超音波検査では、腫瘍などの有無だけでなく、その大きさや深達度(どのくらいの深さまで達しているか)も調べることができます。また、映し出される画像は、臓器がリアルタイムで動いて見えます。そのため、検査のための組織を採取したり、臓器の位置を確認しながら治療を行うときに使われることもあります。

さらに、この検査はX線検査のように放射線被爆の心配がなく、検査を受ける人の苦痛もなく安全なため、産婦人科では胎児の診察にも用いられています。

腹部超音波検査で何がわかるのか?
この検査で調べられる臓器は多岐に及び、肝臓、胆嚢、腎臓、膵臓、膀胱、前立腺、さらに子宮や卵巣が対象となります。また、機器の進歩もあって、従来調べられることの少なかった食道や胃、腸などの消化管も検査対象となっています。
なかでも胆石、早期肝臓がんの発見に有用です。胆石は、何らかの症状を認めずに、検診で初めて指摘される場合も多く、保有者の約10%は生涯、無症状で経過するといわれています。
胆石などがあっても腹痛や黄疸などの症状が出なければ問題ないので、胆石や胆のうがんを合併する確立は10%以下です。
C型肝炎ウイルスが原因となっている慢性肝炎は、肝硬変や肝臓がんに移行する確率が高いので、定期的な検査で早期の変化をとらえるために、この検査が頻用されています。

腹部超音波検査はどのように行なうのか?
腹部を十分に広く出すため、ズボンやスカートは腰の骨位まで下げます。
検査台に仰向けに寝て、両手を頭の方にあげて、手枕をした姿勢をとります。
最初に、皮膚と音波を出す探触子(プローブ)との間に空気が入らないように、腹部にゼリーを塗ります。プローブを腹部に押し当て、肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓など腹部内臓器の断面層の画像をモニターテレビでで観察します。検査部位により横向きや座った姿勢で検査を受けます。
この検査は、放射線を使用しないので、被爆の心配はなく、安心して受けられます。
検査時間は部位によって異なりますが、通常10~20分くらいです。

検査を受けるときの注意
基本的に腹部内に空気が多く存在すると、画像がよく見えません。食事の後では消化管内に空気が発生しやすいため、絶食の状態で行ないます。また、膀胱を検査する場合は尿がたまっているほう詳しく観察できるので、検査前の排尿は我慢するようにします。

検査結果の判定
結石は、音波を強く反射します。胆嚢内は、液体があるため黒く写し出され、その中に石があると白い像(高エコー像)に写ります。また、音波は石に反射されるため、石の後方にエコーが伝わらない像(音響陰影)がみられます。
ポリープも白い像になりますが、音響陰影を認めないため、両者を区別できます。
肝臓がんは、肝臓内に腫瘍状の薄い白い像(低エコー像)を示します。

異常があったらどうするか?
GOT・GPT、γ-GTPをはじめとする血液生化学検査や腹部CT検査、腹部血管造影などの画像診断、組織の一部を採取して生検(肝生検・膵生検)や細胞診断を行なったり、肝臓・胆道・膵臓の腫瘍マーカー(AFP、PIVKA-Ⅱ、CA19-9、PSTI)検査などをおこない診断を確定させます。

異常な場合に疑われる病気
肝臓がん、肝血管腫、肝硬変、肝嚢胞、脂肪肝、胆石、胆嚢ポリープ、胆嚢がん、膵臓炎、すい臓がん、腹部大動脈瘤など

・頚部領域
頚部超音波検査とは?
甲状腺、耳下腺、顎下腺等の形や大きさ、内部に病変がないか、頚部のリンパ節が腫大していないか等を調べる検査です。

癌、腹膜炎など、消化器、乳腺疾患でより高度な治療、手術を要する場合は、県立三室病院、社会医療法人 高清会 高井病院、近大奈良病院などの専門医療機関へご紹介させていただきます。
 

外科、整形外科、小児外科

打撲・骨折・脱臼などの外傷に対する治療や消炎鎮痛処置ならびに擦り傷・切り傷などの創傷処置を行います。創傷処置に関しては、痛みを軽減させ傷を残しにくくする「湿潤療法」もおこなっておりますのでご相談ください。小児外傷も診察治療しますので、ご相談ください。また、腰痛、肩こり、関節痛、骨粗鬆症、腱鞘炎などでお困りの方は、お気軽にご相談ください。必要に応じて、消炎鎮痛治療、物理療法を行います。骨粗しょう症に対しては、骨塩定量を行い、その人に適した治療を実践させていただき、 背骨の圧迫骨折、転倒時の大腿骨骨折などを予防します。より高度な診断、治療、手術を要する場合は、県立三室病院などの専門医療機関へご紹介させていただきます。

◆干渉波
従来の低周波治療器に比べ、数十倍の高い周波数により、皮下組織に十分な刺激を与えます。
指圧、マッサージ効果、骨格のバランスを整え、生体細胞の新陳代謝を促進します。
◆牽引治療
脊柱, 椎間板, 椎間関節への圧迫をとり、筋肉の緊張をほぐします。
◆ウォーターベッド
ジェットバスや打たせ湯のような、水圧刺激でマッサージします。ウォーターベッド型マッサージ器でしたら、温泉やプールなど長時間水に入っていることが難しいお年よりや身体の弱っている方でも、服を着たまま横になるだけで施行できます。さらには水の上に浮いているような心地よい「浮遊感」でリラクゼーション効果があります。
◆ホットパック
膝、肩、腰、首等にパックを当て、温熱と振動により血流を増加させ、疼痛物質の吸収を早め筋肉の緊張をほぐします。
医療機器