拡張型心筋症 カクチョウガタシンキンショウ

初診に適した診療科目

拡張型心筋症はどんな病気?

拡張型心筋症とは、心臓の筋肉が弱って収縮ができなくなることで、心筋症の1つです。心臓の筋肉が伸びきってしまい、昨日が低下してしまいます。この原因は遺伝や免疫異常、ウイルス感染だと言われています。病気の有効な治療法を研究していますが、現状では後の改善につながる診断や治療が中心になっています。医療費は自己負担ではなく、公費で支払われる場合もあります。

主な症状

拡張型心筋症を患っていると、その進行度によって、本人が自覚する症状はかなり異なってくると考えられています。たとえばそれが、まだ初期段階だとか、それほど進行していないようなケースであれば、ほとんど自覚的には何も感じないようなケースもあれば、軽い胸部違和感などを感じる場合もあります。それが進行してくれば、胸部痛やめまいなどが発生するケースが増えてきます。

主な原因

拡張型心筋症の発症の原因とは、これまでわかっているものは遺伝子の異常、免疫系の異常、ウイルス感染によるもの、アルコールの過剰摂取、などがあり、妊娠したことをきっかけに発症している例もみられます。c型肝炎ウイルスによる感染でこの病気が発症するともいわれていますが、現在でははっきりとしたものはわかっていないのです。なぜ起きたか分からないものを心筋症とよんでいます。

主な検査と診断

拡張型心筋症の検査方法で最もポピュラーなのは、心臓超音波検査です。胸部X線検査や、心電図による不整脈のチェックも必ず行ないます。また、他の病気(心筋梗塞や狭心症など)と区別するために、冠動脈造影検査や心筋生検による組織検査も行なわれます。心臓疾患は数多く種類があるため、病名を特定するためにはさまざまな検査が必要になります。

主な治療方法

拡張型心筋症は初期の段階なら、ジギタリス薬や利尿薬のような体への負担が比較的少ない薬を服用することで治療を行なう事が出来ます。症状が中期になると、β遮断薬を使って心筋不全を改善する治療を受けることになります。重症になると飲み薬を使った治療法では治すことが出来ないので、心臓の一部を摘出する手術を受けて病気を治すことが出来ます。