汗疹 アセモ

初診に適した診療科目

汗疹はどんな病気?

汗疹は皮膚に関する一つの症状です。夏場や発熱したときに発生する肌に対する熱が、外部に対して上手く排出されなかったときに皮膚に現れます。主に紅い斑点が皮膚上に出てくるのですが、汗と相俟って痛みよりもかゆさが出てくるものになっていますので汚い手で触ってしまう可能性が高くなります。そうなると細菌が入ってしまいますので、早い段階で外用薬などで治療したほうが賢明です。

主な症状

汗疹の症状は小さな出来物が肌に発生することです。発症してしまうと患部から汗が出なくなるので、体温を調節が効かなくなるので体温が上がりやすくなります。なので熱中症になりやすくなります。肌に出来物ができてしまうので、肌が荒れてしまいます。患部が痒くなるので集中力が保てなくなります。肌の健康を悪化させるのでシミの原因になります。

主な原因

汗疹ができる原因は、大量に汗をかいたとき、汗が皮膚の中にたまってしまうからです。汗は、汗管という管状の腺から分泌される体液のことをいいます。汗腺は皮膚の奥にあり、そこから汗管という汗の通路がのび、体の表面のある汗孔に通じています。たまってしまった汗は、汗管の周りの組織に漏れ、炎 症を起こして、かゆみがある赤い湿疹ができたりします。

主な検査と診断

通常、汗疹の診断は問診と皮膚の状態を見ることで確定します。どのような場所に湿疹があるか、どのような湿疹が出ているか、痛みや痒さはどうか、患者本人から話を聞きます。発疹が酷く細菌の感染が疑われる場合には細菌の培養検査を行ったり、他の病気との判断が難しい場合には皮膚の一部を切り取って組織検査を行うなどの検査方法があります。

主な治療方法

汗疹の治療法は症状の重さによって変わってきます。程度が軽い場合、汗を拭いたり洗い流して肌を清潔に保つことで自然治癒します。症状が重い場合は、清潔に保つことに加えてステロイド外用剤を塗布する必要があります。ステロイド外用剤は効果の強さによって薬のランクがあります。医師によく相談して、肌の状態にあった薬を適切に塗布することで早く治ります。