巨赤芽球性貧血キョセキガキュウセイヒンケツ

巨赤芽球性貧血はどんな病気?
巨赤芽球性貧血は、血液を作り出す造血細胞に必要なビタミンが不足することによって引き起こされる病気です。骨髄の中には造血細胞があり、ここでは赤血球が作られています。正常な赤血球を作り出すには十分な量のビタミンが必要ですが、これが不足してしまうと巨赤芽球と呼ばれる赤血球の母細胞が出現し、その結果貧血になってしまうのです。この病気の治療法としては、食事療法に頼るよりもビタミンを注射する方法が有効です。


巨赤芽球性貧血の症状
巨赤芽球性貧血では、一般的な貧血と同様、動悸、息切れ、全身の倦怠感、疲れやすいなどの他に、舌乳頭萎縮(舌の表面がつるつるになる)、痛みを伴う舌炎、食欲不振、味覚低下、吐き気など、消化器に症状が表れます。またビタミンB12の欠乏によるものでは、知覚障害、歩行障害などの運動失調や、精神障害(軽度の意識混濁、興奮など)が起こる場合もあります。

巨赤芽球性貧血の原因
巨赤芽球性貧血の原因にはビタミンB2の不足や呼吸障害、葉酸の摂取不足などさまざまな要因があります。ビタミンB2や葉酸が足りなくなると、正常な赤血球が作り出されません。不足したままだと巨赤芽球という大きな赤血球の母細胞があらわれ、赤血球が不足し貧血をおこします。また胃粘膜の萎縮や胃液の分泌が悪いのも大きな要因となります。

巨赤芽球性貧血の検査と診断
巨赤芽球性貧血の主な検査方法は、血液検査と生化学検査、骨髄検査の三つです。血液検査では、大球性高色素性貧血や汎血球減少がよくみられ、白血球分類にて過分葉好中球が認められます。生化学検査では、関節ビリルビンとLDHの高値、ハプトグロビンの低値を示します。骨髄検査では、赤芽球系細胞過形成を示し、巨赤芽球が高い確率で認められます。その他、シリング試験の異常、血清ビタミンB12や葉酸の低値も示します。

巨赤芽球性貧血の治療方法
巨赤芽球性貧血の治療法は、医師が処方した薬剤で大抵は治療可能となっています。食事改善でも治療効果がある場合はありますが、医師に診断してもらい、治療薬をもらった方が確実です。どうしても医者を頼りたく無い場合は、ビタミンB12を多く含んだ食物を摂取すると効果があります。具体的にはホウレンソウ、レバー、果物、豆類などが効果が高いです。

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